輸入ビジネスの営業の際に絶対踏むべき手順とは?
今日は、輸入ビジネスの営業の際に絶対踏むべき手順についてお話ししていく。
その1 サンプルをもって、お客様と商談(実践的マーケティング)
その2 前受注をいただく(コンテナの最低半分)
その3 輸入した商品をお客様に分配(納期遅れに注意)
その4 残りを販売(TEL、FAXDM、メール、訪問など販売手法総動員)
という流れで、進めてほしい。
特に中国の展示会等に行かれたお客様に言われるのだが、
「現地であんなに安いものをよくこんな高く売るなぁ。儲けすぎだ、もっと安くしろ。」
というものがある。
そういう方には、私はかならずこう言う。
「〇〇さんが、中国の展示会の現場で見た商品が〇〇さんの手元に届くまで
いったい、どれだけの人の手がかかっていると思われますか?」
例えば、一番多いFOB価格だとしてもざっと考えただけで
船の乗組員 → 船会社の担当者 → 船荷保険会社の担当者 → 日本の港湾労働者→ 保税倉庫業者 → 通関業者 → 税関担当者 → 国内運送業者
もし仮に一人ずつとしてもこれだけで8人。
実際は一人ということはありえないので
「10人以上の人の手と時間がかかっているのです。それは、すべてコストとして商品に乗るのです。」
こう言うと、大体の方が、「そうだよね。」って言ってくださる。
商売においてはこういった感覚が重要になってくるのだ。
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