「2503 キリンホールディングス (株)」
前回は1/24に1,867.5円で、買いの投資判断をしていますね。
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12240929100.html
これも当てましたね。
今回は概要を見ていきましょう。
概要
1870年ノルウェー系アメリカ人ウィリアム・コープランド(William Copeland)が横浜居留地・山手123番(2016年現在の横浜市中区諏訪町・北方小学校付近、2016年現在キリン園公園として記念碑が建つ)に設立した、日本で初めて大衆向けにビールを醸造・販売した企業「スプリング・バレー・ブルワリー(コープランドビール)」を起源としています。
そのため、日本のビール産業の草分け的存在として認知されています。
その後、日本初のビアガーデンの開業、経営破綻(工場の一時閉鎖)、トーマス・ブレーク・グラバーや岩崎弥之助らによる企業再建(「ジャパン・ブルワリー(二代目)」を設立)などの変遷を経て、1907年に三菱財閥傘下の日本国籍会社「麒麟麦酒」として新発足し、第二次世界大戦後は、国内ビールのシェアの首位を獲得しました。
アサヒビールのスーパードライの台頭までは、継続的に首位を守りました。
2016年現在は、アサヒビールに首位を譲っているが、創業以来の独特の苦みとコクをウリにしたビールの固定ファンの存在と、新商品の投入合戦で、熾烈なシェア争奪戦を繰り広げています。
ただし、最近ビールや低アルコール飲料の新商品を大量投入しており、ビール系飲料のラインナップ数とビール系飲料以外も含めた酒類の販売高は業界一となっています。
近年は、酒類事業とバイオ事業を基軸にした総合企業を標榜し、永昌源との業務・資本提携、武田薬品から調味料事業を買収する(現MCフードスペシャリティーズ)などの多角化を行い、2007年7月1日、それまでの事業持株会社から、純粋持株会社へ移行し、キリンホールディングスと社名変更しました。
それと前後して、会社分割を行い、事業子会社として、国内酒類事業会社の麒麟麦酒(旧・キリンホールディングス)、医薬品事業会社のキリンファーマ(現・協和発酵キリン)、経理・人事など間接業務を取りまとめる会社のキリンビジネスエキスパートなどを設立しました。
また、2006年10月1日に飲料事業を担当するキリンビバレッジを完全子会社化し、同年12月にメルシャンを友好的な株式公開買い付け(TOB)によって子会社化し、2007年4月1日からは、メルシャンとの営業の共同展開を開始しました。
また、RTD(低アルコール飲料)・焼酎などの研究開発機能をキリン醸造研究所に集約しました。
2007年7月1日からは、RTD、焼酎、梅酒、洋酒(一部商品を除く)、合成清酒の販売を麒麟麦酒へ移管し、逆に麒麟麦酒のワイン販売事業をメルシャンへ移管しました。
物流部門ではメルシャンから移管を受けたRTDは麒麟麦酒の物流網(キリン物流、2016年現在はキリン株式会社傘下のキリングループロジスティクス)に統合し、ワイン、梅酒、洋酒、中国酒、合成清酒はメルシャン物流網に統合しました。
なお、メルシャンからキリンへ移管された商品のブランド名は、順次メルシャンからキリンへ変更されています。
なお、2007年6月30日までの「キリンホールディングス株式会社」は、持株会社の準備会社(企画部門)として設立された会社であり、2007年7月1日に麒麟麦酒株式会社(旧)が担っている国内での酒類の製造・販売事業を引き受け、事業会社として「麒麟麦酒株式会社(新)」と社名変更している。逆に、麒麟麦酒株式会社は「キリンホールディングス株式会社(新)」と社名変更し、純粋持株会社へ移行しています。
2009年7月13日、複数のマスメディアにより、サントリーホールディングスとの経営統合に向け交渉している事が報道されました。
狙いは日本が市場として縮小する中で、海外に商機を拡大するのが目的とされています。
しかし統合比率などで両社の隔たりが大きすぎたことから、2010年2月8日に交渉中止を発表しました。
2013年1月1日に、国内での飲料事業を統括するための新会社として、キリン株式会社が設立(キリングループオフィス株式会社の事業内容と社名を変更)され、主要子会社である麒麟麦酒株式会社、キリンビバレッジ株式会社、メルシャン株式会社の全株式を同社に移管しました。
キリンホールディングス 第178回定時株主総会事業報告
キリンは三菱グループですからね。
ブラジルでは失敗もしましたが、海外展開する力はあります。
サントリーの佐治さんはもっと折れても良かったかなと、今思うと思いますね。
三菱グループの主力系の企業が、一個人の傘下に入ることなどありえないですよ。
時価総額は売上高と同じくらいで、営業利益率は7%です。
チャートは右肩上がりで歴史的高値圏への突入を開始しました。
信用倍率は1倍を割れています。
これから収穫の時期に入ると思います。
株価上昇を楽しみましょう。
私の投資判断は買いです。