呼吸と精神
呼吸の話しをしました。
呼吸は生命活動そのものです。
心臓と肺はそれを担っています。
鼻や口から取り込んだ空気を肺に送って血管内に送り込んで各組織に栄養します。
それはとどまることを知らないで生きている間は続けられています。
しかし、それを動かしているのは?
魂そのものだと思っています。
でも魂って誰もみたことない。
あるかないかもわからない。
ただ、「私」と言って頭を指さす人はいません。
お腹でもない。
やはり胸なんですよね。
私達は簡単には死ねません。
死のうと思っても死ねない。
心臓に今停止しなさいという命令をしても心臓は聞かないですよね。
ちょっと興奮して速くしたり、ゆっくり落ちついたりはさせることができます。
ある程度のことは決まってます。
でも興奮しっぱなしにもできるし、静かに落ちつくことを多くすることもできます。
止めることはできないけど、速くしたり遅くしたりは意図的にできます。
ゆったりした呼吸を心がければ遅くすることはできますよね。
呼吸と心臓は密接な関係があります。
心肺機能というやつですよね。
ここに病気を治すカギがあるのではないかと思ってます。
そして速くするのも遅くするのも内なる魂の意思ではないかと思うのです。
身体の声を聞くっていうのはそういうことかなと思います。
少しでもその声に耳を傾けて生活したいですよね。
瞑想が治癒力をあげる。
なんてことを聞いたことがある人もいると思います。
ゆったり座っている時、呼吸に意識を向けている時、いつもより身体の声を多く聞くことができるのではないかと思います。
そういう時間をとるっていうことですよね。
ただ座っているだけが瞑想ではありません。
静かに動く練習をしていてもその練習になりますよね。
その動きが日本人の所作なんだと思います。
作法って凄いなって思います。
イチロー選手はそれを取り入れた。
筋力トレーニングではなく、作法を取り入れた数少ない選手なのかもわかりません。
もちろん歩き方とかそういうことを言っている訳ではないですよ。
野球の中における作法の魂ですね。
スポーツをしてもそれを取り入れることは可能です。
形は違いますけどね。
問題は形じゃないということです。
相手に求めない。
敵は相手じゃない。
ということだと思います。