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Tahara Koji/Works,Photo,Idea..

水中撮影、コテンパン の話。

2017.08.06 14:10

今回海に行くにあたって水中でも使用可能なカメラを持って行くことにしました。

実はずっと前からこのカメラは持っていたのですが特に水中で使うことなく。

なんで?と考えたところ、よくよく思えば今住んでるとこからの近場の海って透明度が
低くて水中でなんて撮ろうなんて気がまるで出なかった、というところでしょうか。

ただ今回の日本海側は、聞くところによるとものすごい透明度のあるところだったので

水中カメラを持ち込むことに決定しました。


つまり、初めての体験なわけですよ!

しかしすぐに結果の出るデジタルでなくてフィルムでの撮影なので撮るのはいつものように

撮りましたが結果は旅が終わってからの現像。

しかも持ってたフィルムはISO50、しかもモノクロだけと言う問題アリのラインナップ。

そして、今回のいろいろ思うことは、その現像後のお話。。


そして、現像したフィルムが、こちら!!!!!!!

なんか・・ピント来てませんね。一応撮れてるにしても・・。

ええ、ええ。海の中は凄くきれいだったのです。
思ったよりも明るくて。ISO50でもなんとか反応してるみたい。
ただ、ピントが。。←またか

魚もたくさんいてすごく楽しかったのです。
いつもシャッター切るときは息を止めるのですが、撮影後は息をします。
そのクセが水中で出て何度か溺れそうになりましたよ!!笑

これも、ねぇ。。  むうううううう。。

これは泳いでる魚が撮れてますね。ピントも一応来てる。
波に揺られながらスローシャッターってのも『マジか?!』みたいな体験ではありましたよ。

ここらへんでうっすら気づいてきたんです。
今回使ったのは目測でピントの距離を決めてから撮る機種だったので勘がたよりなのです。
この写真は娘のおなかなんですが笑

1 水面から顔を出して、お互いの距離を測る
2 海に潜って撮影する

という手順を踏めば、まぁまぁ撮れるってことなんですよね。
でもでも、わかってきたんですが、ゴーグルして水の中に入ると

なんか全てのモノが近くに見える

気がするんですよ。なので陸上では勘が働く1mの距離感覚が正直わからないのです。
この狂いがかなり致命的なミス。この原因で今回の水中撮影はほとんどがピンぼけ。
久々にやらかしたなって感じです。気分はもうコテンパンにされた感じ。。

やっぱり難しいな水中写真。
でも、ものすごくおもしろいぞ!!!

なんていうか、魚が逃げずにそばでずっと泳いでいるのをじーっと見つめているのはかなり至福。
これはまた再チャレンジしたいと思いますよね。

次回に向けての教訓!!


1 感度がもう少し高いISO400くらいとかのフィルムを使う。

 (しかし写真雑誌で写真家の岩合光昭さんが海中でクジラを撮影しているのを見ると、ISO感度64のフィルムで撮っておられたのを知る。う〜〜ん、50でもいいのかもしれないな)


2 距離を測る棒なんかを作っておけばいいかもしれない。
   あ、ステンレスのメジャーとか持ち   込めばいいのかも?!


3  カラーのフィルムを使おう!!もしくはポジとか。

 (やっぱりまだ海中って慣れてないのであの色の印象強いのだけど、脳内でモノクロ変換すること  できなくて再現性はやはりカラーかと)



まぁ、こんなとこか。
この夏、もう1回くらいは海に潜ってみたいもんだなぁ。
またおもしろいものみつけた。すこし深く切り込んでみたいものだな。