計算の工夫。
2017.08.06 14:57
今日、授業時間外に小学校高学年の子と
中学生の子たちも交えて小学生用の
計算の工夫のプリントを一緒にやりました。
「これめっちゃ楽しい!!!」
一同、授業時間でもないのにホワイトボードに
食いついて、私の方法をガン見します。
そして、”まじか・・・”と息を飲みます。
ー「俺は58秒。小学生最速は1分37秒。
しかし、大半の子は5分を切れない。
君たちは中学入試をしてきたから、
ある程度のことは先生から習ってきたから2分台。
しかし、それでも2分台だ。
この差が分かるかい?計算は速さだけでは
ないということだ。そして、いかに
小さなことを無視して我流で、新しい方法を
拒んで”これでもいい”と思ってきたかということ。
素直であれば、知識だけじゃなく、方法まで
すっきりと吸収してしまうことができる。
もっと高みを目指すならば、
目の前に見えているものの原理を
ちゃんと知ろうとすることだよ。
そして、自分のものにできるまでやるんだ。」
休み時間(?)のちょっとしたイベントでしたが、
食いついて熱中してくれるあたりに
子どもらしい姿が見られました。
人間、幾つになっても、面白いものには
熱中してしまうものです。
小学生の計算の工夫なんていうのは
大人になってからやった方が楽しいのかもしれませんね。
ああ、こうやって異次元の速さと思える速さに
原理の理解を伴って、
到達してゆけるだなって分かりますから。