姿勢
2017.08.08 03:00
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
フォーラム店長の山本です。
最近、本走時の姿勢が悪くなってきたかも?ということで今回は麻雀を打つ時の姿勢について。
まず↓をご覧ください。
知る人ぞ知る私も好きな某有名麻雀漫画の一コマです。
麻雀を打つ時は背筋を伸ばして卓に対して左右対称になるように真っ直ぐ座れ!という教えですが、理想的な答えのようで、実は私の場合ちょっと意見が違うんです…
まず背筋をピンと伸ばす点については同感です。周りからの印象(見栄え)と視線(見え方)が違いますし、威圧感も与えることが出来ると思います。実際に私の知る人で凄く姿勢の良いプロの方がいるんですが、対面に座ると圧力を感じます。前後左右にブレないことで余計な情報を与えないという配慮にもなります。ちなみに私が姿勢悪くなったかもと思うのはこの部分です。気をつけますw
次に、卓に対して左右対称になるように座る点ですが、ここに違和感があります。
結論から申しますと、右利きなら少し左に左利きなら少し左に傾いてる方がバランスが良い!
実際にやってみるとわかるんですが、真っ直ぐ座って打つと窮屈なんですよね。それを矯正すればいいという意見もあるかと思うんですが、矯正することに力を使うというか意識を使うことが勿体無い気がするんです。プロであれば周りからの見え方も大事な事なので矯正する必要があるかもしれませんが、卓に対して真っ直ぐ、そしてピンと背筋を張り続けることは、それが自然な状態じゃないから大変だと思います。これが常に出来る人は鍛錬されてる人だ!って感心しますね。
人の身体はそれぞれズレがあります。それを真っ直ぐすることに力がいるのは普通の事ですし、ジッとすることでさえ疲れてしまうのは心臓が動いていて血流があるのだから仕方のないこと。生きている証とも言えますが、それを抑え込もうとすること自体が不自然なことなんです。
麻雀は頭を使うゲームです。
頭を使うということに必要なエネルギーの一つに酸素があります。極端な例を挙げると、動きが悪いと血流が悪くなり酸素が十分行き渡らずに脳の機能が低下してしまいます。右利きであれば、自分の右肩から動きがあるから真っ直ぐ座ると左の可動領域が狭い。逆に右の可動領域は広いので少し左に傾くだけで動きがスムーズになるのだからバランスを取るという意味では正対する必要はないとも言えます。
また形に拘ることに意識を使えばその分思考は削られるはずです。集中できる形は人それぞれで、タイトルを持つ某有名麻雀プロの中にも、お世辞にも姿勢が良いとは言えない方も⁈
少し左に傾いて手牌を自分の肚の真ん中に置くと手牌も少し左に傾いてることになります。それを見栄えが悪いから真っ直ぐ治しなさいというのは、実は制約をかけているようなもの。そこにプロ意識を持って矯正するかどうかはその人次第なんですが、あまりにも姿勢が悪くなければ、ど真ん中に拘る必要はないんじゃないかな。
綺麗に真っ直ぐという形って人によっては、実はバランスが悪いものだということを知ってもらえたらなぁと思います。
…にもかかわらず、
メンバーに麻雀を教える時に、真っ直ぐ座りなさいというのは、余りにも姿勢が悪い場合を除けば、周りからの印象を大事にして欲しいから。けど、今まで私が述べたことを言ってくるような子が現れたらちょっと面白いかもw
でもまぁ、初めのうちは牌を低くツモって低く切る、出来るだけ一定のリズムで切る、手離れを意識する、余計な言葉(あーとかw)を出さないことなどメンバーとして最低限のマナーと右利きなら少し左に向くのは良いよと教えてます。
…ということで、
賛否両論あるかと思いますが、今回は麻雀を打つ時の姿勢に関する私の個人的な意見でした。