人生の最終目標地点を示すハーモニクス占星術
ハーモニクス占星術
通常30度で区切られているホロスコープを0度~360度で表し、
その度数に自然数を掛けて導き出すホロスコープです。
※難しくなるので詳しい出し方は割愛しますが、ASTRO DIENSTで算出できます。
自然数を掛けて算出していくので、出そうと思えば無限に出せるホロスコープとなります。
出生図のホロスコープに2を掛けたものを第2調波図、3を掛けたものを第3調波図‥
このような形で第21調波図まで、カバラ数秘術やタロットの数字の意味をもとに、
調波図に象意が与えられています。
この調波図は、その年齢のホロスコープにもなります。
e.g. 第30調波図は満30歳のホロスコープとして見ることが可能です。
プログレスよりも具体的にその時の人生の流れを知ることが出来ます。
以前の記事で、ハーモニクスはジオセントリックとヘリオセントリックを繋ぐものと説明しました。
この調波図で、天体がコンジャクション(同じ位置)にある天体を「発芽天体」と言います。
それは、成長するために向き合うべき課題です。
これをクリア出来るかどうかで、その天体が発芽するかどうかが決まります。
どの調波図に発芽天体があるかで、いつ、どのような学びを促されるのかがわかります。
この学びを促されるポイントは複数存在し、
何度も何度も、乗り越えるまで、同じことに向き合わされるのです。
何度も同じ壁にぶち当たるという経験は、誰にでもあると思います。
乗り越えられなければ、その学びは死ぬまで続きます。
いえ、実際には来世にも持ち越されます。
乗り越えるための痛みは一時ですが、そこから逃げればその痛みは一生続きます。
ジオセントリックの出生図の天体と調波図の天体のコンジャクションも重要なポイントになってきます。
このように、発芽を繰り返し成長することで、ジオセントリックからヘリオセントリックへ
視野を拡大していきます。
その中で、第9調波図は、人生の最終目標地点をあらわすと言われています。
この第9調波図は、下記の記事で書いた様に、全てを統合した先のホロスコープです。
ハーモニクス占星術は見るべきポイントが多く、応用力も必要となってきますが、
それだけ得られる情報量は膨大です。
< ハーモニクス調波図の出し方 >
出生データによる、さらなるチャート選択を選び、
出生図になっているプルダウンで九調波図を選択すると、
第2調波図から第10調波図まで表示されます。
その下の調波図(日中→調波番号)を選択し、日付の所に年齢を入れれば、
その年齢の調波図が出せます。