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とほんのちょっと気になる入荷案内 no.3

2021.12.21 07:13

年末も押し迫ってきました。時間も限られてきて、これは年内に、これは年明けと仕事の割り振りも発生中。同時進行で今年中に読む本、年明けに読む本と積読本の振り分けも。年内にあと何冊読めるかと指折り数えつつ、残された今年が少ないことに驚きます。

ミシマ社さんの雑誌ちゃぶ台。リニューアルして売れ行きが良いです。生活について、少し踏み込んで考える。難しすぎず、軽すぎず、信頼できる執筆陣がさすが。ミシマ社さんの出版する本のイメージともぴったり合っているので、ちゃぶ台を買ってミシマ社刊行書籍を、ミシマ社刊行書籍を買ってちゃぶ台をという循環も楽しそう。

中島岳志さんは土井善晴さんとの対談本「料理と利他」(ミシマ社)など、他分野の方との対談が面白いですね。保守を語る政治学者というイメージでしたが、この頃のうちの守備範囲の本もたくさん出されていて注目です。

小泉今日子さんの半自伝的エッセイです。当たり前だけど、普通の日常を歩んで生きていたのだなという感慨深さ。講談社エッセイ賞受賞です。一時期、講談社エッセイ賞作品をあえて読んでいましたが、とくかくどれも面白い。エッセイが読みたいという人は講談社エッセイ賞を選ぶと間違いないです。

仕入れた良かったなとしみじみ思う本でした。私が本からもらったものは何だろうなんて考えながら読むと最高ですね。翻訳者の方々ということで、翻訳に対する熱い思いも溢れていて、翻訳本を読みたくなります。

民藝の本の動きが良いので少しづつ増やしています。これからの本というのも民藝的な存在感が求められるのではないかと思いつつ、民藝的な本というものはいったいどういうもなのか。民藝の本を読んで考えていきたいところです。