3歳のお誕生日
7月3日。ゆめこちゃんは、3歳のお誕生日を無事に迎えられました。
3歳…この3年間、私の人生でこんなに必死に生きてきてことは、ないかと思います。
いろいろな事がありすぎて、必死で過ごした2年間。そのあと3歳までは、少しずつ心にも余裕が出てきたように思います。でもゆめこちゃんの事では、まだ、すぐに不安になってしまいますが、沢山の事を経験させてもらい、素敵な出逢いもいっぱいあって、
やっぱり今が1番幸せだと思えます♡
脳の後遺症などで、成長もゆっくりですし、どこまで成長できるのかも未知な状態ですが、今を生きてくれているだけで、私たち夫婦は、本当に本当に幸せです。
緊急で脳の手術をすることになり、救命病棟の大人の大きなベットにお人形のようにちょこんと横たわり、手術室まで運ばれていく時、エレベーターに乗る直前に少しだけ合わせてもらいました。
もちろんすぐ連れていかれましたが、
私達も気持ちがついていかない中、意識のないゆめこちゃんに、必死に声をかけました。
耳元で必死に、本当に必死に声をかけました。命の炎が消えかけているゆめこちゃんに
「パパとママは、絶対に待っているから、
この先、いっぱい楽しい事が待っているから、一緒にパパとママと歳をとっていこうね。だからゆめこちゃんも頑張って!絶対に帰ってきて!」と、魂に訴えかけました。
パパも必死で声をかけていました。
「もう、時間がないので、ごめんさい。」
と、看護師さんに言われ、泣きながら顔を上げると、少し離れた所に沢山のドクターが
私達夫婦を悲しい顔をして待っていてくれた光景を今でも思い出します。
そして、その後も本当にいろいろありましたが、その度に乗り越えてくれた愛する娘の為に、私は、これからも毎日がハッピーで、そして生きる事って楽しい!素敵な事なんだと教えてあげたいと思っています。
だって、あの時約束したからね…♡
いつも約束を守って頑張って生き抜いてくれたゆめこちゃんの為に、私もゆめパパも
いっぱいの愛を注ぎ、楽しい事いっぱいしてあげたいと思います(*´∀`*)
そして、体調もすこぶる安定している(笑)ゆめこちゃんのお誕生日会をしました。
去年は、私の両親とパパの両親で、お祝いをしましたが、今年は、入院時代に、ともに乗り越えた深い絆で結ばれた(笑)
お友達家族を招待させてもらいました。
白血病の子達がこんなに集まるお誕生日会!
命の輝きがキラキラすぎます★
そして、お世話になった看護師さんも来てくれました。当日は、準備などでバタバタして、余裕ない私でしたが、皆んなで集まれて本当に嬉しかったです。
主役のゆめこちゃんも全く興味なく、人見知りもあるので、ほぼDVD観て、参加せず…(〃ω〃)でしたが、大きくなった時に、写真など見せてあげて一緒にまた想い出に浸りたいと思います。また1年…大切に、愛いっぱいの時間を家族で過ごしたいと思います。
同じお部屋だった子供たち。微妙な距離感(笑)
ゆめこちゃん担当の看護師さんと。
来てくれた皆んなで記念撮影♡