【2024年】京都・長岡京周辺で楽しめる「除夜の鐘&初詣」スポット5 選
2023年も残すところあとわずか。日の入りも早くなり、街の様子もだんだんと年末らしくなってきましたね。
さて、大晦日の除夜詣とお正月の初詣の行き先は、もう決めましたか?今回は、長岡京市周辺でおすすめの除夜の鐘&初詣のスポットを厳選してお届け。かわいい干支の授与品も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください♪
初詣のあとは、書初を奉納してみよう!
長岡天満宮
元旦:歳旦祭/1月1日〜3日:奉書書初
長岡天満宮は時間を問わず参拝が可能で、初詣は例年約10万人が訪れるといわれています。9時からは歳旦祭も。
また、1月1日〜3日は社頭で書初ができます。ご祭神の学問・書道の神さま菅原道真公にちなんだ行事で、書道上達を祈り書初を奉納してみませんか。「奉納書初大会」に出品する場合、幼児から中学生までは学年ごとの課題がありますが、高校生と一般は自由です。入賞すると賞状や賞品が授与されますよ。
なお半紙は専用のものを購入、筆やえんぴつは各自で持参を(墨汁などは用意されています)。
お守りや干支の授与品も充実。厄除けのご利益がある鏑(かぶら)矢は、特大、大、中の3種類があり、それより小さめで、鏑のない破魔矢もあります。
左上:学業おまもり(小)700円
中上:鏑(かぶら)矢(大)3,000円
右上:福桝飾り5,000円
左下:干支みくじ500円
中下:いろどり御朱印(新年の社)1,000円
右下:辰っ子お守り500円
また、受験生に人気の合格祈願セットもあります。合格お守り、学徳御札、鉛筆、絵馬がセットになって、3,000円。
★Information
長岡天満宮/075-951-1025/長岡京市天神2-15-13/境内自由(社務所は9:00~17:00、初詣期間は変動あり)/阪急電車「長岡天神」駅より西へ徒歩約10分、JR「長岡京」駅より西へ徒歩約20分/Pあり(初詣期間は特別料金:1回500円)
2024年の干支にちなんだ、由緒あるお寺。龍のお守りが人気
勝龍寺
12月31日 除夜の鐘/1月1日 新年祝祷会、御神酒接待
絶対にはずせないのが、2024年の干支にゆかりのある勝龍寺。もともとは「青龍寺」という名前でしたが、大干ばつの年に住職の祈祷で雨が降り、龍神に勝ったという意味から、現在の名が付けられたそうです。
細川ガラシャにゆかりのある勝龍寺城の名前の由来となったお寺で、七福神・布袋さんにちなんだマルシェ「ほてい市」が毎月開催されていることでも知られています。
勝龍寺の除夜の鐘は、午前0時よりつき始めます。参詣者は誰でもつくことができますが、午前1時までで終了。
現在の梵鐘は3代目。初代は大坂夏の陣の際に持ち去られて各地を転々としたそうです。初代の梵鐘は、現在、能勢町の真如寺に現存しており、大阪府の指定文化財になっています。
本堂の参拝後には、先着500名でお供物の授与があります。また、境内には神仏習合の名残で、地域の氏神を祀る「春日神社」があり、こちらでも御神酒の接待が。
写真左:昇(勝)龍御守500円
写真右:龍のおみくじ500円
勝龍寺で人気なのは、小さな龍が入った「昇(勝)龍御守」。2024年は辰年ということもあり、特にご利益を感じられそうですね。つぶらな瞳が愛らしい「龍のおみくじ」もありますよ。
また、切り絵でデザインされた「勝龍神御守」は800円。カードタイプになっていて、願いごとを御札に書き込んで持っておくと願いが叶うかも!? ピンクは良縁、オレンジは子宝・夫婦円満・家内安全、パープルは気品・芸事上達など、それぞれの色にも意味があるので、願いごとに合わせて選んでみてください♪
★Information
恵解山 勝龍寺/075-951-6906/長岡京市勝竜寺19−25/境内自由(寺務所は9:00~16:00)/無休/JR「長岡京」駅東口より徒歩約10分 ※駐車場はありません。
鐘つき会、ねがい護摩で年越し。可愛い授与品も注目
柳谷観音 楊谷寺
12月31日:大晦日鐘つき会
花手水発祥の地として全国的にも話題の柳谷観音。大晦日は13時から僧侶による読経の後、「鐘つき会」が行われます。1人1回ずつ、108になるまで鐘をつくことができます。
また、鐘撞堂の中で「ねがい護摩」として護摩木のお焚き上げもあります。願いごとを書いた護摩木を炎に入れ、成就を祈願します。
1月は「新時代、心の眼を開く」というメッセージが込められた「開眼(かいげん)御朱印」が授与されます。参拝の際にはぜひ。
また、眼病平癒の祈願所として知られる柳谷観音の授与品は、目に関するものがたくさん。お茶や飴などもあるので、お土産にもいいですね。
左上:左から、美心守800円、眼力守(先見の明・合格祈願)・赤800円、眼病平癒の袋守・青1,000円
右上:眼力稲荷のご縁を頂く・ご縁を繋ぐ、えんぎつね500円
左下:花手水ガーゼ手ぬぐい800円
右下:左から、心願成就の袋守・白、紫各1,000円、カード型お守り1,000円
左:美人茶1,000円、柳谷観音でのみ手に入る、オリジナルハーブティー。
右上:眼や肝臓に良いとされるティーパックタイプの千眼茶1,200円。
右下:ブルーベリー味の慈眼(飴)400円、眼の健康に。
★Information
柳谷観音 楊谷寺/075-956-0017/長岡京市浄土谷堂ノ谷2/9:00~16:00/無休/拝観料500円/阪急電車「長岡天神」駅またはJR「長岡京」駅よりタクシーで約15分/Pあり(有料)/Instagram
境内から初日の出を!江戸時代に奉納された御神輿の特別拝観も
小倉神社
12月31日:お焚き上げ、甘酒接待/1月1日:神輿特別拝観、お焚き上げ、甘酒接待
長岡京市と大山崎町を流れる小泉川流域に氏子をもつ小倉神社。氏子の7割が長岡京市民というだけあって、市民にとって馴染み深い初詣スポットです。
1300年以上の由緒を誇る乙訓エリアでは最も古い神社といわれ、都の裏鬼門を護る方除けのご利益で有名なんですよ~。
毎年、大晦日23時~翌2時、元日8時~17時には境内でお焚き上げが行われています。1年以上経過したお札やお守りなどの授与品はこの機会に供養しましょう。また、大晦日23時~翌2時、元日10時~12時は甘酒の無料接待もありますよ。
お正月の授与品は実に種類が豊富!授与所が華やかな縁起物で彩られます。授与所は大晦日23時~翌2時、元日8時~17時。
1年を通して家族を護ってくれる干支人形は、愛らしいものばかりなんです♡
写真左上の一刀彫人形は1,500円、そのほかは500円~1,000円。
写真左:開運凧1,000円
写真中・右:破魔矢1,000~2,000円(※サイズにより異なる)
写真左:小倉神社お札1,000円
写真右上下:方除け、家内安全のお札1,000円
また小倉神社といえばこちら。江戸時代に奉納された御神輿は文化財級!の由緒があることで知られています。元日の9時~16時には、御神輿の特別拝観が行われます!!(神輿蔵の外から見学)
2019年の秋祭りでは57年ぶりに「神輿巡行」が復活。100名近くの担ぎ手により円明寺(大山崎町)からJR長岡京駅周辺まで盛大に巡行したことでも話題になりました。
さらに!!天王山の麓に位置するため、天気が良ければ境内から初日の出を拝むことも♪
樹齢600年を誇るご神木や、10社にもおよぶ末社・摂社などのパワースポットにもぜひ参拝して、開運を目指しましょう~。
★Information
小倉神社/075-956-2044/大山崎町字円明寺小字鳥居前83/境内自由(社務所は9時~16時)/無休/阪急電車「西山天王山」駅下車、徒歩約20分
108を越えても打鐘可能! 冬の花木も見どころ
善峯寺
12月31日:除夜の鐘
西国第二十番札所として知られる善峯寺では、12月31日の23時45分〜翌1時15分の間、入山無料で開門され、除夜の鐘をつくことができます。
打鐘の先着108名にはお福分(お菓子)が授与されます。1時15分までは、109人目以降の方も自由に鐘をつくことができるので、この機会にぜひ。
深夜のため路線バス運行がなく、天候により路面の凍結や積雪の可能性もあります。また、境内は階段や坂道が多く、照明がない箇所もあるのでご注意を。
元旦から1月3日までの三が日は、8時開門。赤い実をつける南天やさざんかも見どころです。
善峯寺で評判の授与品は、五体安穏や腰痛神経痛など「当病悉除」の霊験あらたかなお釈迦様のお守り。阪神淡路大震災の折、阪神高速で落下寸前で助かったバスの運転手が持っていたことから、「おちないお守り」として「息災安穏」のお守りも生まれました。こちらは交通安全や合格祈願のご利益も。
また、善峯寺にゆかりのある徳川綱吉の母・桂昌院にちなんだ「開運出世守り」もあります。
右から、「当病悉除」のお守り1,000円、「おちないお守り」1,000円、出世薬師如来「開運出世守り」500円。
開運厄除にご利益のある全8色の「京くみひも ストラップ守り」は1,200円。ご本尊である千手観世音菩薩のご守護があります。
★Information
善峯寺/075-331-0020/京都市西京区大原野小塩町1372/8:30~17:00(土日祝および正月三が日は8:00開門)/無休/拝観料500円/JR「向日町」駅または阪急電車「東向日」駅より阪急バス「善峯寺」下車、徒歩約8分 ※1月6日〜2月末の阪急バスは「小塩」止まり/Pあり(500円)
1年を無事に過ごすことができた感謝を伝え、新しい年の幸せを願う、除夜詣・初詣。
コロナ禍ということもあるので、必ずしも三が日までに行く必要はありませんが、遅くとも1月中にはお参りしておきたいですね。
寒さに負けず、ぜひ足を運んでみてください。