無神経な質問をされた時の英語の返事
こんばんは、Jayです。
歌手であり俳優の神田沙也加さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
ご両親の神田正輝さんと松田聖子さんが今日会見をされていましたが、お二人は大変打ちひしがれた様子で大変気の毒でした。
想像を絶する辛さの中で行われた会見だったと思うのですが、二人の去り際に「今のお気持ちは?」と何とも無神経な質問が飛び出しました。
おそらく記者の一人が使命感で聞いたと思うのですが、自分の最愛の子供を亡くした人の気持ちは聞かなくてもみな分かっていると思います、これを聞いた人に怒りがこみ上げてきました。
誰かを亡くした直後には言えないかもしれませんが、英語には無神経な質問をされた時の返事があります。
“What do you think?”(ワットゥ・ドゥー・ユー・シンク)
直訳すると「あなたはどう思いますか?」です。
おそらくこのフレーズを聞いた事も多いかと思いますし、実際に無神経な質問をされた時に限らず実際に相手がどう思うか知りたい時に使われます。
そういう時ってアクセント(強調する箇所)が一番知りたい“think”(思う・考える)部分にあるのですが、今回のように無神経な質問をされた時は“you”(あなた)にアクセントがあります。
「あ・な・たが私達の立場だったらどう思う?」
「言わなくても答えは明白だよね?」
「それ聞く必要ある?」
などといったニュアンスが含まれています。
ただし必ずしも“you”にアクセントを置く聞き方は無神経な質問への返事ではありません。
純粋に相手の意見を知りたい時にも聞きます。
例:
“I want to go eat pizza tonight. What do you think?”
「今夜ビザを食べに行きたい。どう思う?」
“こういう場合の‘you’と‘think’どちらにアクセントを置くかで違いはあるの?”
“you”にアクセントがある場合の方が“自分はこうしたいけどあなたはどう思う?”感が出ています。
“you”にアクセント:今夜とてもピザを食べに行きたいけど、どう思う?
“think”にアクセント:今夜ピザを食べようと思っているんだけどどう思う
本題とはずれましたが、神田さんが会見で仰っていたようにお二人がしばらくの間そっとされる事を切に願います。
Have a peaceful evening