新型コロナウイルス対策特別委員会
2021.11.04 11:00
新型コロナウイルスの流行から2年目を迎えた2021年。
学校の生徒たちは感染対策や自由な活動の制限など、様々な形でストレスを抱えていました。
そんななかで昼食時、教室内での黙食が徹底されずに不安を抱く生徒、登校前の検温を忘れてしまう生徒など、教員側からの指示だけでは十分な感染対策が実行できていない状況がありました。
そこで私は、生徒が主体となって相互の感染対策呼びかけを行う、そして学校側と生徒との意思疎通を図る機関として、「新型コロナウイルス対策特別委員会」の設立を企画しました。
(趣旨説明および委員募集のポスター)
全校から委員を募集した結果、全14名の新型コロナウイルス対策特別委員会(コロ対)が立ち上がりました。
設立者は私でしたが高3であったため、次年度以降の継続的な活動も見越し、高2生徒に委員長を任せ、相談役として活動しました。
具体的な活動としては、生徒の新型コロナウイルス、感染対策、及び学校生活についての意識調査、国立感染症研究所から研究官をお招きしても勉強会実施、それらを踏まえたうえでの学校側への感染対策についての提言、サインの設置を行いました。
実際に、昼食時に黙食専用の部屋がつくられ、安心して食事できる環境が整えられるなど生徒の目線にたった活動が実現できました。