あなたの記憶は改ざんされている
From:ニタッチ
あなたは記憶力に自信ありますか?
私は、記憶力に自信がありました。
以前はね。
今はどうかと言うと、微妙です。
脳の病気とか、そう言うのではないですよ。
年をとったからでもありません。
あることに気づいたのです。
それは、記憶は改ざんされている。
なぜそう思ったのか?
それは、妻との会話でした。
その内容すら忘れていますが、
「あの時どうだった?」
その問いに対して、記憶をたどっていると
一部、重要な部分が欠落しています。
何度も思い出しますが、その部分だけ欠落しています。
しかし、その後も思い出そうとしていると
「パッ」と記憶が出てきたのです。
思い出せたのです。
その思い出した内容を妻に回答して
「さすがだね」
と言う褒め言葉を待っていました。
しかし妻の口から出てきた言葉は
「え、そうじゃないよ」
「えっ!」
思いもよらぬ言葉にびっくりしました。
しばらく、お互い意見を言いましたが
妻は確信して、「それだけは違う」と言っていたので
そのとき初めて、記憶が改ざんされたのでは?と思いました。
それは、とあるセールスレターを写経しているときに
気づいたものと同じでした。
そのセールスレターは何度か読んでいましたが
実際に手書きで写すと、脱字が何箇所かありまた。
セールスレターではよくあることなのですが
誤字脱字は脳が無意識に補正して読んでいるのです。
文字のないところや似ている字は、前後の文字と文章から
予測して脳が勝手に補正しているのです。
そこで、さらに思い出しました。
これまでいろいろな方と話をしてきた中で
結構な頻度で、お互いの認識が違っていたことがあったのです。
認識は、詳細まで詰めて話してお互いが確認していないので
違うことはあるのですが、記憶まで違っていることもありました。
あなたもこの様な経験はありませんか?
ちなみに、これはどちらかが悪いという訳ではなく
人ってそう言う生き物なのです。
人は忘れる動物という人もいらっしゃいますが、
細かいことは忘れても、概要や大筋は覚えているもの。
それは、汎化と呼ばれるものみたいです。
汎化とは、ある特定の刺激と結びついた反応が、類似した別の刺激に対しても生ずる現象
また、同一の刺激に対して、類似した種々の反応が生じる場合もいう。
出典:三省堂 大辞林
簡単に説明すると、、、
唐辛子をたくさん入れた中華料理は、辛い食べ物ですよね。
タバスコをたくさん掛けたピザも、辛い食べ物ですよね。
この二つは辛い食べ物という抽象的な表現でまとめることができます。
これが、汎化です。
特に、数日まえの夕食を教えてください。とかであれば
ハッキリ、辛い中華料理と言える場合もあれば
辛い料理だったとしか覚えていない場合もあります。
これは、人とそのときの環境にもよります。
まあ、辛いのは刺激が強いので覚えている方も多いでしょうが
中には、すっかり忘れる人もいます。
そんな方は、刺激がなかったか、それより別なことに気になっていのでしょう。
気分が悪かったのか、気になる人でも居たのか、仕事が気になったのか?
このように、人の脳はその人それぞれの感情によって
記憶として保存されるので、細かくは記憶されないのです。
言い方は良くないかもしれませんが
人は、手前勝手に都合よく記憶するのです。
なので、私もあなたも記憶は改ざんされている。
それはビジネスにも言えることです。
クライアントとの認識が違っているとか
お互い言っていることが違っている、、、そんなことありませんか?
そうならないように、議事録や
許可が出れば、音声録音などとるのも手です。
それ以外には、納品の形を明確にするとか
数値を明確にするとか、ハッキリ分かる様に提示するの手です。
あなたも私も、クライアントも人です。
人ってどんなに記憶に自信があっても
知らない間に補正している可能性があります。
場合によっては、改ざんしているかもしれません。
そうならないように、記憶の訓練ではなく
明確にすることと、記録を取ることをオススメします。
これは日常生活でも使えるので
是非、試してみてください。
さあ、お試しあれ。
P.S. 記憶は関連付けて覚える場合もあります。
しかし、使わない記憶は忘れてしまいます。
忘れたくない記憶は、1週間に1回は刺激を与えましょう。
あ、これはあくまで私のやり方です。