2017年1月22日放送 テーマ:「ネット・メディア論」
今回は、インターネットテレビ局・AbemaTVとしても向き合わざるを得ない「ネット・メディア論」、その自由・効率と信頼性のトレードオフを中心に議論します。
DeNAが運営するキュレーション事業で著作権に触れる恐れのあるものや科学的に根拠のない医療関連の内容が問題となったことを受けて、南場智子会長、守安功社長は謝罪会見し、頭を下げました。会見で南場会長、守安社長が繰り返し使ったのが「信頼」という言葉。ネット社会は今まで以上に信頼を前提にするようになっており、信頼を損ねる情報や行為があると、発信力を持った利用者が猛烈な力で撲滅にあたるようになりました。
一方インターネットの世界が、比較的自由かつ容易に情報の発信、収集ができ、効率的に情報のやり取りができる場であることは大きな強みであり、その強みを活かして、インターネットがメディアとして成長を続け、新聞、雑誌、ラジオなどの旧来のメディアが下降線をたどっていることも事実です。
まず、ネットの利点と課題から、メディアの健全性と厳しさ、信頼性に対して向き合いたいと思います。
また、インターネットの発達に伴うコミュニケーション、人間関係、恋愛の変化、ネット婚活のような動きにも迫ります。
さらに、テレビ局のインターネット展開、また昨年スタートし、順調に拡大しているAbemaTVではありますが、テレビや従来メディア、そしてインターネット、AbemaTV自体の行方も含めた「メディアの行方」もテーマにして議論したいと思います。
この番組がネット・メディアへの向き合い方について考える機会になったら幸いです。
【出演者】
≪MC≫ 千原ジュニア
≪パネリスト≫
青木理(ジャーナリスト)、熊田曜子(タレント)、
鈴木拓(タレント・ドランクドラゴン)、鈴木奈々(モデル)、谷口真理(弁護士)、
津田大介(ジャーナリスト)、時人(タレント)、はあちゅう(作家・ブロガー)、
堀潤(キャスター)、松浦茂樹(メディア・プロデューサー)
≪進行≫ 島本真衣(テレビ朝日アナウンサー)