屋根塗装の施工記録
2017.06.12 09:00
銚子市内、スレート屋根、シリコン仕上げ
下塗りでは、シーラーを塗布して、仕上げに使う塗料の密着性を良くします。
塗装面にたっぷりシーラーを吸い込ませました。
ここで中塗り・上塗りへ進んでしまうと、
重なっている屋根のスレート板が、ペンキでくっついてしまうので、
雨が降った時、雨水の逃げ道がなくなり、雨漏りする危険が生じます。
そこで屋根板の重ね合わせの隙間を塗り潰さないように、
『タスペーサー』という便利な小道具を使います。
屋根のスレート板を一枚一枚上げて、
小さなタスペーサーを所定の間隔で一つ一つ差し込みます。
苦労した割に、一見何も変わらない全景・・・
なので、この写真をさらに拡大してみました。
見えます?
タスペーサーを入れた所に、丸印をつけてみました(笑)
やっと屋根に色が入りました!
きっとお客様も『やっと塗り始めた』って安堵なさるのでは・・・
色が入るまでの工程が長いので。
中塗りと上塗りは同じ塗料、シリコン仕上げ
同じ色を重ね塗りして、色ムラをなくし、艶を出します。
キレイに仕上がりました!