2014年5月一泊三日弾丸台南旅行 ②絶品朝食!嘉義名物・火鶏肉飯
この日の朝食は、嘉義名物の火鶏肉飯と決めていた。
鶏肉飯は、台湾でよく見かける小吃。普通、鶏肉飯はニワトリの肉を使うのが定番だが、嘉義の鶏肉飯は火鶏、いわゆる七面鳥(ターキー)を使うのが定番なのだという。白いご飯の上に火鶏肉を乗せ、鶏のスープを散らした、嘉義の人たちのソウルフードと言ってもいい小吃で、朝食にもよく食べるそうで、早朝から開店する店も少なくないらしい。
私たちが選んだのは、劉里長雞肉飯という、現地でも指折りの人気店。朝5時半から営業しており、私たちのスケジュール的にもぴったり。駅からゆっくり歩いて、20分ほどで、少し遠いが、私たちには時間があるので問題なし。
6時前ごろ、店に到着。
すでに男女の2,3人のグループの先客がいた。私たちも、店の外の明るい席に座り、メニューをみて、何を食べるか相談し、直球勝負で、メニューいちばん上の大火鶏片飯と蚵仔湯(カキスープ)を注文。
ぷりぷりのお肉に黄色いたくあんと高菜がのった火鶏肉片飯。鶏肉片飯というだけあって、肉が大ぶり。とてもジューシーなのに、変な油っぽさはなく、うま味たっぷり。朝からこんな美味しいもの食べれるなんて、近所の人はなんて幸せなんだろう。羨ましい!
カキのスープはショウガがきいたさっぱり味。普通に美味しい。でも私個人の好みでは、アサリスープにしたらよかったかなあという感じ。
二人で「美味しいねえ、美味しいねえ」と、あっという間に完食。
食後はまだ時間があり、お店もほとんどお客さんがいなかったので、厨房をのぞかせてもらった。七面鳥解体中のお母さん、お一人で全部さばくんだろうか。骨もあるし、力がいりそう。
七面鳥が、思ったより大きくて驚いた。見るからに太っていて美味しそう。
カウンターの中では、女将さんが鶏肉飯の用意をしていた。きっとこれから朝ごはんのピークタイムになるんだろう。私たち、今日は朝早く来て、ゆっくり食べられてよかった。
お二人ともとても親切で、日本から来たと聞くとすごく喜んでくれて、一緒に写真を撮ったり、楽しいひと時となった。
6時半ごろになり、次のバスの時間も近くなってきた。
私たちは、お二人にお礼を言って店を後にした。
その③へつづく~
劉里長雞肉飯
住所:嘉義市東區公明路197號
電話:05-222 7669
営業時間:05:30~売り切れまで・午後二時ごろ。月曜休
(※2014年当時。2017年現在、06:30開店に変更した模様)