問題解決
以前のブログでもお伝えしましたが、
授業で数独を取り入れています。
何回か挑んでもらっているうちに、
数独で苦戦する場面と勉強で苦戦する場面には共通点がある、
と思うようになりました。
そして、数独を解く速さとテストなどの結果には相関関係が出ているような気がします。
問題の難易度にもよりますし、計測をしているわけではないので肌感覚にはなるのですが…。
物事がうまくいかないとき、というのは誰にでもあると思います。
勉強だけに限らず、
部活動、遊び、大人であれば仕事。
数独で言えば、
だな、と感じています。
数独以外でも言えるものもあるのではないでしょうか。
では、それぞれに対してどのように解決していくのか?
まず、やり方・解き方がわからない、というもの。
これは、
そう。それだけです。
僕自身もそうですが、何人かの生徒は
・インターネットで調べる
・YouTubeで調べる
ということをやって、すぐに速く解けるようになってきました。
今の中高生は生まれたときにはもうすでに「Google」が世の中に存在していました。
「ググる」という言葉があるように、わからないこと、知りたいことがあればすぐに調べられます。
次に、答えに気付けない、というもの
これは、数独で手が止まってしまう原因の中で一番多いのではないかと思います。
答えが埋まるほど、「あれ?」となってしまい進まなくなる状態。
これは、残りのマスが少なくなっていて、入る数字が少なくなってその数字にとらわれてしまう。
一度気持ちをリセットし、視点を変えてみるような感覚が大切。
そして、確証がないのに答えを決めてしまう。
他の数字が入る可能性があるのに、「これだ!」と思い込んで進めてしまい、
「あれ、7が2つある…」みたいな状態になってしまう。
「これだ!」と決める前に、どうしてそこにその数字が入るのか、ということをあまり考えずに進めてしまっている。
そして、ここで挙げたようなことが
実際の勉強でも起きているのではないかと思います。
「数独」だからと言って「数学」に限った話ではありません。
どの教科でも言えることだと思います。
そして、「やり方・解き方がわからない」ということ以外は、
問題は目の前にある(目に見えている)。
この2つの思考を鍛えることによって、
これが「問題解決」なのではないかと思います。
全く0(ゼロ)の状態からパッと答えが出てくるわけではないのです。
前提として、調べたり学んだりということが必要ですが。
勉強に関する問題があるとしたら原因は何だと思いますか?
努力が足りない
量が足りない
僕はそういうことを論じることがあまり好きではありません。
物事を楽しめるように準備をすることを心がけています。
「楽しむためには準備が必要」
「思考」も準備のうちの1つだと考えています。