「山の日」の木玩

2017.08.11 11:00

8月11日は「山の日」ということで、

山といえば富士山!

富士山といえば‥‥、

葛飾北斎!!!

【木玩でならいて】

葛飾北斎「富嶽三十六景/尾州不二見原」 


手前が、桶づくりにはげむ職人。

その桶から望む、富士山。

素晴らしい構図です、葛飾北斎。

ちなみに、写真だと分かりづらいのですが、

富士山も木製でございます。


ならった絵はコチラです。

掲載されているものは、かなり色が鮮やかですが。


なぜコレをつくろうと思ったかというと、

単純に「山の日」が理由ではありません。

国際フォーラムで開催されていた

『ものづくり・匠の技の祭典2017』に行ったからでした。

この日が楽しみで仕方ありませんでした。

というのは、

左官職人の挾土秀平さんが来られるとのことで‥‥、

うぉーっ!好きだーーーっ!!!

カッコよすぎるぜーーーっ!!!

挾土さんが手がける土壁も、

職人としての精神も、在り方も。

挾土さんの言葉には、

ひしひしと伝わってくる魂と力があります。

生きてるうちに、

一度はこの目で目撃しておきたい方の一人でした。

感無量‥‥

そして、この祭典に合わせて制作・出展されたのがコチラでした。

「葛飾北斎/甲州石班澤」

※百合子グリーン仕上げ

めちゃめちゃ美しかったです。

ホントに、ホントに。

“インスタ映え”なんて言葉がありますが、

本当に美しいものは写真には映らない!!!


というカンジで感動していたときに、

葛飾北斎、桶、山の日というのが繋がって、

先ほどの木玩をつくろうと思ったのでした。

いやしかし、

ウチの木玩から、挾土さんの作品を紹介しましたが、高低差スゴいな!!!