みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド
『みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド』アーロン・イリザリー(Aaron Irizarry);アダム・コナー(Adam Connor) (著), 安藤 貴子 (翻訳)
<この本を読んだ目的>
まっきーおすすめの一冊。デザインの知識が無いなかでいかに気持ちよくコミュニケーションできるかを知りたかったため。
<どんな本か>
よいフィードバックと悪いフィードバックについてや、「批評」を制作プロセスに組み込むためのヒント、実行可能なアドバイスや会話のテクニック、チーム内や対クライアントとのコミュニケーションやコラボレーションの構築のしかたなど、本来目指すべきかたちで、よりよいデザインを生み出すための方法を解説してくれている一冊。(Amazon解説参照)
<覚えておきたいPOINT>
・3つのタイプのフィードバック
1,反応型:直感的な反応
2,指示型:指示がベースになっているフィードバックは、一般に助言または提案で始まる。そして、このタイプはたいてい、ソリューションはこうあるべきだという自分自身の期待にもっと沿ったデザインにしたいと思っている
3,批判:デザインに関する判断が及ぼす影響を理解するのに最も有益なのが、このタイプのフィードバック
・クリティカル・シンキング
デザインしているものを、それを創る目的に照らして検討すること
・批評する側にとってのベストプラクティス
1,質問で始める
2,フィルターを通す
3,思い込みをしない
4,押し付けない
5,長所について話す
6,視点について考える
・よい批評を与えることは、正しい心構えから始まるスキルだ。自己中心的、タイミングの悪い、説明の足りない、偏ったフィードバックをせず、ベストプラクティスに従うよう徹底を図ることで、デザインがいかに有効化を批評を受ける側が理解できるよう力を貸そう
<感想>
批評はデザインにかぎらず、必要なスキル。
「なんかちょっと違う」とかの反応型のフィードバックをもらうこともあるし、自分もしそうになることがあるので、「目的」を忘れず、そこに対してどうしていくのが良いかを考えることを忘れないように。