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パッケージゲームを死ぬまで遊ぶログ(略称:パケログ)

高橋名人似で爆発しない方の鈴木さんを国民的アイドルにしてみた4

2017.08.18 09:00


1996年に発売されたゲームなのに、すでに「国民的アイドル」を目指すという言葉のチョイスが素晴らしかったゲームがありました。

すずきさんを「国民的アイドル」にするべく1年間の活動をフォローしていきます。


あいどるプロモーション~すずきゆみえ』(Amazon)



1回目の挑戦を終わった時点で、この挑戦でやってはいけないことが1つあることがわかりました。

それは、セーブをしないこと。

我々が育てるべきは「国民的アイドル」なのですから、失敗を自分の力で取り戻せないとダメなんですよ。

だから、セーブをして失敗したらセーブデータから再開するなんてことは邪道。

失敗したらそのままの状態を伝えていきます。



てなわけで、2回目の挑戦。

前回のプレイでは、なかなか仕事をもらえる状態を作れなかったので、今回は早めに仕事をこなしてファンを増やす方向で進めていきたく思っています。


ゲーム中に選べるコマンドは「レッスン」「仕事」「プロモーション」「休暇」の4種類。

「レッスン」では「すずきゆみえ」さんのレッスンを行い、「仕事」では「すずきゆみえ」さんが仕事をこなし、「プロモーション」では主に人に会うことを中心にプロモーション活動を行い、「休暇」では「すずきゆみえ」さんの休みの予定を指定します。

いや、「休暇」は勝手に休ませてやればいいのに、なぜか休みの予定まで管理していて、「すずきゆみえ」さんには一切の自由がないブラック企業状態。

しかし、それでもその行動がそのままステータスに影響を与えるので、プレイヤーが管理しないといけなくて、時代とともにそのジレンマを大きく感じるところです。

最初の最初は「仕事」がなく、「プロモーション」もできないし、いきなり「休暇」を与えてもしょうがないので、「レッスン」をすることになります。

最初の週は「レッスン」だけで終わりにすると、次の週には「プロモーション」で「プロモーション写真作製」と「プロモーションビデオ作製」が選べるようになります。

要するに、最初にプロモーション用の素材を作らないと、偉い人たちのところに会いに行けないわけで、最初はこの二つのうちのどちらか、できれば両方を実行しておきましょう。

とはいっても、「プロモーション写真作製」は「500,000円」、「プロモーションビデオ作製」は「1,000,000円」という大金を使うため、若干ためらうところではありますが。


で、今回も細かいことはざっくりと省略して結末まで進むと、最終的にファンクラブ会員数が「10,172人」と、ギリギリではあるモノのどうにか目標を達成できました。

そして、半年後、「すずきゆみえ」は大ホールでコンサートをする「国民的アイドル」になっていました。

今回は、前回のプレイの反省を踏まえたうえで、「発声」と「音感」に重点を置いて歌手を目指した結果、今回のような結果になりました。

この派手な衣装は「色気」のパラメータも影響しているのかな??

前回の結果と見比べると「発声」も「音感」も若干下回っていますが、全体的なステータスは今回の方がよく、所持金も800万円から2200万円に大幅アップ。

「レッスン」ばかりするよりも、世の中に理解される「仕事」をしっかりとこなすことが「ファン」獲得につながることを勉強できました。


しかし、「国民的アイドル」の方向性は歌手だけではありません。

まだまだほかの可能性があるはずです。


次回も引き続き、「国民的アイドル」を目指していきます。



最近発売された本でも今作の紹介部分を担当したので、書店で見つけた方は是非チェックしてみてください。


懐かしのプレイステーションコンプリートブック 語ろう! 僕たちの初代プレステ (メディアックスMOOK)』(Amazon)