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なんこ科学探検部

浅間山の麓で火山噴出物を堪能

2017.08.13 02:23

2017年8月7日(月)から2日間、群馬県・長野県にまたがる浅間山の麓で開催された地学教育・アウトリーチ巡検2017「火山灰を追跡する-浅間火山の噴出物と噴火史」(日本地質学会関東支部主催)に参加しました。台風5号が接近する中でしたが、巡検コースは強風・大雨に襲われることなく、充分に地層観察を楽しみました。巡検は、大石雅之先生(立正大学)の案内で行われました。写真(上)は、浅間火山の活動初期にあたる黒斑期のテフラである浅間板鼻黄色軽石(As-YP)です。写真(中)は、活動中期にあたる仏岩期の小諸火砕流に挟在する縞状軽石(異なるマグマの混合で形成)です。写真(下)は、浅間火山の北東斜面に見られる天明噴火による鬼押出し溶岩流(ごつごつした黒色帯)です。