私のなまえ香 二百十二 冬至 ことばと香り
2021.12.22 12:00
冬至(とうじ)
12月22日、二十四節気の言葉
太陽低く昼が短くなって、夜長はじまり。
冬至の日、
お風呂や銭湯で、「柚子の実をお風呂に浮かべて」入浴、
ぽかぽか浮かぶ柚子湯に入ることで、無病息災へとつながります。
大切なポイントは
「柚子の実そのまま」を、お風呂に浮かべる♪
このことを、冬至湯 柚子湯。
湯に浮かぶ柚子の実から香り立ち
お湯と、からみあう円やかな柚子の実の匂い
すこしずつ湯気も柚子の香りあふれ
身体の中から温めてくださり巡りよくなるような。
無病息災
太古この日を、年の始点としていたそうです。
太陽と時間の流れと共にした
神秘的な慣習は、長夜に相応しい。
「冬至」(とうじ)
ことばの響きからも、みてみました♪
動きが止まって、そして始まりのようなゼロポイント0を捉え、
まるで、夜長へ変化する状態を異質さと鋭い表情となって捉えられています。
秋の柚子の実を、湯に浮かべ
大切な人たちの無病息災の音色も人肌ぬくもりある情緒となって
捉えられているのです。
四季移ろいと、自然の流れが交差する
優雅で、心身満ちた情景を画くように、和やかな音がします。
柚子の実は、秋の言葉
柚子湯、柚子風呂は、冬の言葉
1つずつ必要無駄なことは、丁寧なことで
奥ゆきがあって、実は合理的で効率的のようです。
何気ないものこと大切にしていきたい
冬日ゆるやかな、ぬくもりある香りがきこえてきます。
【写真は、柚子を育てているお世話になっている方からいただいたもの】
今を感じる、冬 いい香り。