Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

所沢にあるホームページ制作会社のブログ

新規客1人集客するのに必要なコストについて

2021.12.22 07:47

新規客1人集客するのに必要なコストについて

大企業に比べて中小零細企業は、数十~数百万円とお金のかかるネットマーケティングにはなかなか手が出しにくいものです。


ホームページもキーワード検索で上位を狙うなら50万円~が制作費の相場。キーワード検索連動型のリスティング広告なら月額10万円~が効果を出せる最低相場と言われています。

その他にブログ運用代行や、SNSの投稿代行などがありますが、いずれも集客に関するものならばその費用は高額。どの手法を取っても相当なコストがかかります。


とはいえ、集客が思った通りできない現状を黙って見ているわけにはいきません。何か対策を取るしかないのです。

そこでこれからの参考に「新規客1人集客するのに必要なコスト」について考えてみたいと思います。



【著者プロフィール】

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。

日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。


見込み客の連絡先情報は価値のあるもの

仮にチラシを作成した場合、印刷と投げ込みのコストがかかります。

印刷代と人件費で10万円の費用をかけて、1万部のチラシをポスティングしたとしても反応率は高くても0.01~0.3%程度。10万円のコストで1~30人の反応が得られたらまずまずと言えます。

コスト10万円に対して成果は1~30人ですから、チラシ配布は1人の新規集客に最低でも10万円かかるということになります。

実際、100万円近い費用を掛けても問い合わせはゼロ件だったという例も聞きます。


一方、一度サービスを利用した客にリピーターとして再度契約をもらうためにかかるコストは、このその5分の1程度だと言われています。

まず、連絡先さえ分かっていれば、新しい取り組みを直接案内できるということがそのコストの違い。如何に、見込み客の連絡先情報が価値のあるものなのかということがわかりますね。


ホームページ制作費は課題解決の対価

ホームページ制作費は、デザインやレイアウトの費用だとお考えの方がいるようですが、実は新規集客という「会社にとって大きな課題解決の対価」なのです。


制作会社はこの課題解決に向け、これまで培った知識や技術、経験やノウハウを絞り出しお客様毎にカタチにしています。ですから、完成したら終わりというものではなく、実際には問題解決までとなると数ヶ月や半年1年と時間も手間もかかります。そこまでのサポートを含めた費用が50万円だとお考えいただくと良いかと思います。


仮に、2年~3年ホームページを運用した場合、毎月5人の新規客が集客できていれば....、毎月5人×24か月(36か月)=計120人(180人)となり、1人獲得あたりの制作費は...、50万円÷120人(180人)=4166.66円(2777.77円)となります。

それでも高額ですが、10万円の制作費用をかけて全く問い合わせの無い場合と比べると生きた投資になっていると思うのですが。



さいごに

如何でしたか?

今日は、「新規客1人集客するのに必要なコスト」についてお話しました。


本当に新規客獲得には時間と手間がかかります。

インスタグラムを活用するにも、ブログを使うにも、誰かにやってもらうとした場合、結果が出るまでには相当の費用がかかります。

それほど、将来顧客となりうる見込み客の個人情報を集めるのは大変なことです。

ですから、最も見込み客獲得に確率の高いホームページ作りを学びましょう。


ということで、今日12月22日は私の誕生日。この辺りで締めたいと思います。