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検索結果の順位が上がる! 【検索エンジンの3ステップ】

2017.08.15 08:07


あまりにも有名な言葉

ggrksと言う言葉をご存知ですか?
ググレカスと読むのですが、貴婦人の言葉で翻訳すると

「愚問でございますわね。(そんな質問)あてくしにお聞きになる前に、Googleでご検索されたらいかが?」

という意味です。

ご検索?(笑)

また

「Googleで検索できないのでしたら、Yahoo!で検索すれば良いのではないかしら?」
(マリー・アントワネット 1755年11月2日 - 1793年10月16日)

との発言は、あまりにも有名です(嘘)。


Google検索エンジンの仕組み

Googleで検索したあとに出てくる検索結果、
そしてその順位は気まぐれに出てくるものではありません。

よくホームページを作成したクライアントさんから、
「作ったのに、検索しても出てこないよ!」というお話がありますが、
ホームページを作ったからと言って、
すぐに検索にひっかかるわけでもありません。

仕組みには3つのステップがあります。


ウェブサイトとウェブページ

その前にウェブサイトとウェブページの違いを覚えましょう。

ウェブサイトは本です。ウェブページは第1章、第2章などと思って下さい。
第1章、第2章…をまとめて構成しているのが本ですよね。
これがウェブサイトとウェブページの関係性です。


クロール

1 つ目は、公開されている世界中のウェブページから情報を収集する、「クロール」です。検索エンジンは、まず「クローラー」と呼ばれるソフトウェアが世界中のウェブページを飛び回って情報を収集します。(中略) 「クロール」することで、検索結果に表示するためのウェブページや最新の更新情報を探しているのです。

引用出典:デジタルワークショップ

ですから、自分のホームページがあれば、必ず「クロール」されているはずなんですね。
ちなみにクロールされたかどうかは、Googleサーチコンソールで確認することができます。

この「広報後方支援島良一」サイトのクロールは以下の通りです。

ちなみにサーチコンソールの使い方等に関しては割愛します。(後日記事を書きます)


インデックス

次はインデックスについての説明です。


2 つ目は、収集したウェブページの情報を登録する「インデックス」です。

引用出典:デジタルワークショップ

擬人的に言いますと、クローラー氏がいろいろ他人の家にずかずかと入り込んで調査・情報収集することを「クロール」と言いましたが、その情報に基いて調査報告書を作るわけですね。それをインデックスと呼びます。


「クロール」した結果、検出されたウェブページを登録することを「インデックス」と呼びます。こうして膨大な数のウェブページの一覧ができあがります。検索エンジンは、この一覧から検索結果に表示するウェブページを選んでいます。 

引用出典:デジタルワークショップ

検索エンジンちゃんは、クローラー氏が調査(クロール)し、作成した調査報告書(インデックス)を見ながら、誰かが検索するたびに、検索結果という名の一覧表をその都度その都度、表示させるということですね。


また、気になることも書いてあります。

しかし、すべてのウェブページが「インデックス」に登録されるわけではありません。

 引用出典:デジタルワークショップ

え? ていうと…?


例えば、人気のコーヒーメーカーの説明文が製造元から提供されており、複数のウェブサイトに同じ説明文が掲載されている可能性があります。このような場合、検索エンジンは代表的なウェブページだけを、「インデックス」に登録します。 そのため、他のウェブサイトとは異なる、独自の説明を記載することをオススメします。検索結果に表示される可能性が高くなるからです。 

 引用出典:デジタルワークショップ


なるほど、こういう場合は独自の主観的な説明文が良いってことですね。
たとえばメーカーからコピーした文章を自分のサイトやブログへ貼付けしても、クロールされたあとに、インデックスされない、ということが良くわかりました。


この辺の概念は、以前のブログ記事
【考察】知識軸と智慧軸という切り口の中でも書いたのですが、

知識を書くというより、智慧を書いていくことを意識したほうが良いのだと思います。
概念として。


ランク付け

最後にデジタルワークショップの中で
ランク付けについて以下のように解説しています。

検索エンジンがウェブページを「ランク付け」する要素は、ウェブページ内の単語や、あなたのお店のウェブページにリンクしているウェブページの数などいくつかあります。 しかし、ランク付けにどのような仕組みを使用していても、検索エンジンの目的は、検索しているお客様に、精度の高い検索結果を表示することです。

 引用出典:デジタルワークショップ

ちょっと、わかりづらいかもしれません。
実は先程も出てきた、Googleサーチコンソールにガイドラインがあり、
実はこのガイドラインを厳守すればランク付けが高くなるのです。


ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

※ただしややこしいので、読まなくてもいいです(笑)


ランク付けの影響は大きい

結局、このランク付けというのが、検索結果の表示順位に響きます。
検索結果の表示順位は、いわゆるSEO対策といわれてます。


検索結果の表示順位によるクリック率

検索結果の表示順位はなぜ高い方がいいのでしょうか?
順位が高いほうが、それだけ見てもらえる確率が高くなるからです。

具体手な数字出しますとサイトへのクリック率は以下の通りです。

  1. 表示順位1位  30%
  2. 表示順位2位  15%
  3. 表示順位3位  10%

※あくまでおおよその順位です。目安としてお考え下さい。

やはりこの結果を見ても、検索結果の表示順位は上位になりたいものです。
たとえば、コーヒー屋さんをやっているとします。
「喫茶店 さいたま」で検索される回数が月間で10,000回の場合、

1位ですと、およそ3000人はサイトに訪問してくれますが、
3位ですと、1000人と1/3です。

さらに8位ですと、3%といわれているので、300人です。
かなり違います。


ウェブページの具体的なランクの上げ方

もう一度、Googleデジタルワークショップの解説を読んでみましょう。

検索エンジンがウェブページを「ランク付け」する要素は、ウェブページ内の単語や、あなたのお店のウェブページにリンクしているウェブページの数などいくつかあります。 しかし、ランク付けにどのような仕組みを使用していても、検索エンジンの目的は、検索しているお客様に、精度の高い検索結果を表示することです。

さらに、細かく分解して、バラしてみましょう。

検索エンジンがウェブページを「ランク付け」する要素は、
1.ウェブページ内の単語や、
2.あなたのお店のウェブページにリンクしているウェブページの数
3.などいくつかあります。しかし、ランク付けにどのような仕組みを使用していても、
4. 検索エンジンの目的は、検索しているお客様に、精度の高い検索結果を表示することです。

という感じで分類できますね。
さらに解釈を入れてわかりやすくすると…

検索エンジンがウェブページを「ランク付け」する要素は、
1.ウェブページ内の単語数、
2.ウェブページの被リンク数
3.いろいろあるけれど、メインで大切なことがあるそれは…
4. 精度の高い検索結果(ウェブページの滞在時間の長さと直帰率の少なさ)

こういうことです。さらに重要な順番で視覚化しましょう。

1.ウェブページの滞在時間の長さ&直帰率の少なさ
2.ウェブページ内の単語数
3.ウェブページの被リンク数

こういうことになりますね。
簡単にいうと、良いコンテンツを生み続けることです。

良いブログ記事を書き続けること。これを巷ではコンテンツマーケティングと呼ばれています。
良いブログ記事を書けば、読んでもらえ、すぐにウェブページから帰る人もおらず、長い間読んでくれるでしょうし、自ずと関連する単語も増えるでしょうし、良いページだからオススメと、リンクを貼ってくれる人も増えるはずです。

わりとシンプルにまとまりましたね(笑)


まとめ

もう一度、はじめの図版を見てみましょう。

Google検索エンジンの仕組みは、

クローラ氏による調査(クロール)で、調査報告書(インデックス)を作り、検索エンジンちゃんに渡します。検索エンジンちゃんは、ユーザーが検索して来たら、そのインデックスを見つつ、ウェブページのランクごとに検索結果をユーザーに表示させる。こういうことです。
そのページのランクは、良い記事が書いてあるかどうか、ということでした。

おわかりいただけたでしょうか?
わたしも自分のために今回まとめてみました。

非常にスッキリしました^^。それでは。