東京では生オケで公演、美山加恋とさくらまやの『赤毛のアン』は二十四日迄
【芸能報道】 エステー(4951.T1)は、平成二十九年八月十六日に東京・新宿にて『二万人の鼓動TOURSミュージカル「赤毛のアン」” 東京公演』を開催した。来場者数は千四百六十二人。全国八都市で公演を行っている。
同社は、一人でも多くの人にミュージカルの楽しさや素晴らしさを伝えていきたいという想いから、十年よりオリジナル ミュージカルを開催。「赤毛のアン」は本年で十五年連続、十五回目の開催となる。主人公のアン・シャーリー役は赤毛のアン初主演の美山加恋(丙子)、親友のダイアナ・バリー役を三年連続でさくらまや(戊寅)が演じる。
本事業は以下の三つの理念に基づいて作られた、世界に一つだけの事業として位置付ける。
- 一人でも多くの方にミュージカルを見て、ミュージカルのよさを知って頂く為に、日本全国で公演を実施する事
- 全公演全席無料でご招待する事
- 夢を持ち頑張っている子ども達を応援する為、全国でオーディションを実施する事
また、開催から二十年目を迎える本年の新宿公演では感謝を込めて、オーケストラの生演奏となった。当日は、四月に行われた関東ブロックのオーディションで選出された十三名の市民が、プロの役者達と共演した。
囲み取材で札幌・仙台・大宮での公演を終えた加恋(写真上)は「ここから後半戦が始まるので、皆と頑張っていきたいです。」とコメント。「初の生バンド(生オーケストラ)なので緊張しつつも楽しみです。ミュージカルで生バンドは見た事ないので」と、まやは興奮を露にしていた。歌手であるまや(写真下)は「(歌で)ビブラート強すぎると言われます。感情が高まるとビブラートが強くなっちゃいます。」と、舞台特有の歌い方に違いを感じた。
ミュージカル俳優を目指す者の登竜門でもある本事業。スターを目指す気持ちについて問われた加恋は「極めるのは難しい道だと実感しています。スターになるとは恐縮で言えないですが、もっと勉強したいです。」と前向きな姿勢を示した。
二十四日まで各都市で順次公演を行う。
撮影記事:岡本早百合