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ノンフライヤー最高。〜絵描きのおともだち〜

2021.12.22 17:53

最近、ノンフライヤーを入手しました。

先日ジモティーで戴きに伺ったのはこれ。

ノンフライヤーとは、超高熱を起こして油を使わずに揚げ物と同じ状況を作り出すというハイテク調理器具。

早速天ぷらを作ってみた。

ノンフライヤーでの天ぷらは、濃いめのタネに付けたのち、揚げ玉を押し付けるという、平野レミ氏の料理にありそうな作り方。

油に落とすのではなく平置き且つ重力があるので、天ぷらをそのまま作るのは無理なのである。

揚げ玉あったかなあ買ってこようかしらと冷凍庫を探っていたら、ありました。

春にカレーメンバーで川崎大師お参りした際、お昼に入ったお蕎麦屋さんでタダで置いていた天かすが。

やったー!と思ってひとつ手に取ったのだが、なぜかあつみーが後ろから3袋ほど鷲掴みにし、自分で持って帰るのかと思いきや私のビニル袋に突っ込んできたやつである。

突拍子も無いところでブチ込んでくる、それがあつみークオリティ。

おかげさまで無事、天ぷらっぽい天ぷらが作れました。

ジップロックなどに入れていなかった為、若干冷凍庫のにおいがついてしまったけれど、味には問題ない。

うめえ。

今回は、かぼちゃ、竹輪、牡蠣、まいたけの4種。

まいたけの天ぷら、大好物なんですよねえ。

お塩で戴くのが最高なのです。

サラダの具材がないなあと思ってレタスだけでもいいかなと思ったけれど、オイルサーディンの缶詰を発見したのでちょい乗せしてみた。

うまい。

缶詰って、ついつい開けそびれてしまうから、タイミングがあればどんどん使ったほうが良いよね。

食べるためにあるんだもん。

最近ハマっている、春菊とツナマヨのサラダ。

春菊を洗って食べやすいサイズにカットしたら、ラップをしてレンジで1分半チン。

すこし水気を切って、アツアツのうちにマヨネーズを入れて混ぜ混ぜ。

この時にツナもいれちゃう。

今回は、天ぷらで余った竹輪も投入しました。

最高か。

春菊って、ほろ苦いのに甘くて、美味しいよねえ。

毎晩遊び回りつつ、きちんと趣味の自炊もしておりますのよ。

先月の後半、高円寺北口広場で昼間から飲酒していた時のこと。

北口広場の常連様方とはじめましてしながら呑んでいた中に、ひとりの男の子がいた。

こんにちはとご挨拶すると、ぱっちりと大きな目を開いて、こんにちはと返してくれた。

いろいろあって、現在はホームレスをしているのだという。

季節も季節なので、夜は寒くてとてもつらいと話していた。

絵を描くのだと仰っていて、私も美大で絵を描いていたんだよと話すと、自分のTwitterのアカウントを教えてくれた。

ご自分で描いている絵を載せているのだが、それが、めちゃくちゃにカッコいい。

正直言って、ケタ違い。

天才のそれであることは即座に分かった。

絵さえ売れればなんとかなるのだがとお話されていて、こんなビッグバンのような才覚があれば絶対なんとかなるでしょうと心底思った。

その日は、もうひとりの方がお誕生日だと仰っていたので、野菜ジュース数本を買って戻って、彼にも一本手渡した。

寒いから体調を崩さないようにねとその日はそれで別れた。

翌日、彼からTwitterのDMが来た。

相当にテンパっているのだけはわかった。

私は無善寺で整体のご予約とライブがあったので、整体が終わって16時過ぎからなら少しお時間作れるよと伝えて、高円寺駅で待ち合わせた。

再会した彼は滝のように次々と自分の話をしてくれて、私もなんとなくではあるが、状況を把握した。

住み込みで働けるところを探しているというので、私は直接知らないけれど、インターネットで探してみようと一緒に探して、実際に一件応募してみることに。

そこまで辿り着いたら、彼もすこし落ち着いた様子で、ありがとうと言って去っていった。

その後、何度かDMでのやり取りをして、いまは住まいもきちんと落ち着いて、絵も存分に描けているみたい。

衣食住が定まらないと、人間、なかなかつらいもんね。

先日彼が、

「野菜ジュース忘れない!」

といって、1枚の絵を写真に撮って送ってくれた。

これは家宝になるな、とニヤつきましたよ。

彼の作品と出逢うことを待っている人が、この世界に何億といる。

根拠なんかなくても、確信できる。

そういう、素晴らしいアーティストと出逢えた喜び、彼が自分の足できちんと立て直せた瞬間に居合わせることができた幸福は、計り知れなくて。

生きていてくれて、ありがとう。

出逢ってくれて、本当にありがとうと思う。


最近、いろんな人と出逢ったり再会する機会がものすごく多い。

その中で、私自体を欲する人とは、一定の距離をおくべきと感じる。

私がその人にとって、毒になる可能性が高いのだ。

欲しがる、近付く、手に入れたと勘違いをし、その勘違い故に、嫉妬や焦燥が生まれる。

結果として、私のことが頭から離れなくなり、中毒に似た症状を引き起こす。

今までの経験上、そういったことが多々あった。

しかし、それでは、なんの意味もないのだ。

私は、ようやく自分で手に入れた、心の浄水場のレシピを、惜しみ無くすべてのあなたに伝えていこうと思っている。

貧しい国へ行って、井戸を作るようなイメージだ。

そこで井戸の作り方を学び、新たな井戸を作ることが出来れば、何の問題もない。

その技術を売ることも出来るし、その日の水に困らず、生活が豊かになっていくことが約束されている。

しかし前述の、私自体を欲する人種というのは、目の前の金品欲しさに、井戸を壊してその部品を売るような、そんなタイプなのだと思う。

目の前の金で食べ物を買い、貪り、その後にはなんにも残らず、空腹と苛立ちだけが募っていく。

欲というのは、底無しであり、とても危険なものなのだ。

私と関わりをもった翌日、さあ今日もがんばろう、と、空を仰ぐことができればいい。

逆に言ってしまえば、私が頭から離れずに、悶々とSNSに張り付きになっているようでは、駄目なのだ。

そうなってしまう可能性のある人物は、私と深く関わるべきではない。

老若男女に限らず、そう。

私には、まだ見ぬ多くのあなたを、心穏やかにしていかなければという使命がある。

私一個人の、もしくは、あなた一個人の欲に没頭しているような、そんな暇な時間は残されていない。

まだまだ菩提樹までは遠いけれども、着実に手を伸ばして、なるべく多くの真実を掠め取っていかなければならない。

苦しい人は、世界に溢れている。

最後の目標は、この世界から自死をなくすこと。

ものすごく、果てしなく遠い。

でも進まなくちゃ。

終電を逃して3時間かけて歩いて帰った時だって、一歩ずつでも進んでいけば、きちんとおうちに辿り着けたんだ。

だから私は、前を向いて、凛として、生きることをしてゆきます。

あなたもどうか、私ではなく、私と同じ、平行線の先を見つめて、欲に負けずに、共に爽やかに生きていきましょうよ。

先程の絵描きさん、俺くんのTwitter、リンクを貼るので是非観てみてください。

彼は素晴らしいペインターです。

芸術は心を解放するためにあるのだと、改めて実感させられました。

俺くん、本当にありがとう。

いつか、間近で絵を観られる日を、楽しみにしています。

"事実は小説よりも奇なり"という言葉に相応しい、めまぐるしい毎日を送っています。

私がこうして文字などで発信しているのは、私の本当にほんの少しだけで。

勿論、それらもきちんと、私そのものなのです。

特にやましい気持ちもないから、隠さなくちゃいけないことはないのだけれど。

盗みやドラッグなんて、まったく興味がないですし。

ただ、誰かの心が穏やかでなくなる可能性のある話題については、口にしないよう心掛けています。

受け手側の問題もあるので、一概に傷付けていないとは言い切れないのだけれども。

同じ様にめまぐるしく過ごしていた10年前は、たくさん人を傷付けたし、私も勝手に酷く落ち込んだり自分を罰していたりした。

ものすごくヒリヒリして、すべてがこんがらがってしまい、どうしようもない毎日でした。

だからすこしだけ、前に進めているのかな。

すべてのあなたとの時間を、そして私自身との時を、きちんと大切に過ごしていこう。


明日はダムダム団のライブ。

なんだか寝付けなくて、サッポロ一番みそラーメンを半分だけ作って食べた。

ちょっとだけ眠くなってきたかな。

ゆっくり眠って、たくさん食べて、明日も元気に歌を唄おう。

使命を全うしていこう。

おやすみなさい。