お盆にちなんで先祖を偲ぶ茶会が開かれた。家元は、近頃の人々に追善の気持ちが薄らいできていると指摘する。私もその通りだと思う。しきたりや伝統がどうこうではなくて、人を思う気持ちや先祖を敬う気持ちが真っ先にくるべきであって、その気持ちがあればしきたりも作法も苦ではない。人を思う気持ちがあってこその茶の湯である。
武者小路千家伝来の茶杓がまさにお盆の時期にふさわしい。ちょうど明後日は五山送り火の日だ。KBS京都で五山送り火特集が放送されるので楽しみにしたい。
アナウンサーの田代さんが食べていた蓮根羹がおいしそうで、来年この季節に食べてみたい。
趣味どきっ! 茶の湯 武者小路千家