フルートアンサンブル・ギモナス ~関西フルートコネクション~
2017年7月19日(火)
フルートアンサンブル・ギモナス ~関西フルートコネクション~
19:00開演
@豊中市立文化芸術センター小ホール
関西の主にオーケストラで活躍するフルート奏者達大集合の演奏会です。
このチラシを「なにわ」の演奏会でもらった時に「絶対に行く!!!!!」と、超楽しみにしてました((o(´∀`)o))ワクワク
年末など機会が有れば集まって飲みに行く仲良しメンバーだそうです。
「何かやりたいね」と、思っててもそれぞれが忙しいのでスケジュールが今まで合うことが無くて奇跡的に皆のスケジュールが空いていてこの日に実現したそうです。
だから、ギモナスの演奏会は今回限りという事だという事だとか...
うえたんさんマニアなのも有りますが、大阪のオケを聴きに行くからお馴染みの人集まってて、フルートアンサンブルの透明で綺麗な音色が大好きなのでこのメンバーでの演奏は本当に嬉しかったです。
場所が豊中なので職場から距離が有って開演に間に合うか不安だったけど、ギリで間に合って良かったですε-(´∀`*)ホッ
オープニングは江戸さん編曲のグリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲。
私の持ってるザ・フルート・カルテットのCDに収録されてたので
「あっ!!知ってる曲(∩´∀`)∩ワーイ」
と、テンション上がりました(笑)
フルート6重奏になると、4重奏より更に音に透明感と浮遊感が増しててその綺麗さにビックリだったわぁΣ(゚Д゚)
次は、河本さん、小林さん、永江さんの女性3人のクーラウの曲。
色を合わせたのかな?三人共ワイン色を基調にしたドレスで演奏&見た目が華やかでした。
クーラウはアンサンブルの演奏会に行くと時折目にするような気がする?作曲家なんだけど、クラシック音楽らしい曲(ベートーヴェンと同じ時期の人らしい)に素敵なドレスの女性三人の演奏は脳内に有る優雅なフルートの演奏そのまま(*´ω`*)
オケの舞台では姿を見てるけど、実は彼女達の話を聞くのは初めてでした。
特に、センチュリーは会員なので永江さんの姿は何年も見てたのに話を聞くのは初めてなので密かに嬉しかったです。
女性三人の次は...と、云うことで次は男性三人の、うえたんさん、江戸さん、遠藤さんの男性三人のアンサンブル。
江戸さんと遠藤さんは同じ伊丹の出身なので学生の時からのお知り合い。
江戸さんとうえたんさんはオーケストラのオーディションでよく一緒になってて、最初に一緒になった時は最終選考に二人残ってて江戸さんが選ばれたけど、それから後はうえたんさんに負けたと言ってました。
...と、いうことはだいふぃるときょーきょー??
このギモナスの演奏会、江戸さんが中心に動いて裏方系の事やってた雰囲気をなんとなーーく感じました。
後、江戸さんと遠藤さんが特殊管使われてる事多くて演奏を影から支えてる率高いなぁ〜とも思った。
江戸さんは演奏を聴くのは初めてだけど、アンサンブル・リュネットの活動とかでお名前は知ってて遠藤さんは今回の演奏会で初めてお名前を知りました。
(私、生まれてからずーっっと伊丹市民なのに(ーー;))
気になって調べたら「金色のコルダ」の人だと判明Σ(゚Д゚)
ゲーム機持ってないのでプレイはした事無いしアニメも観たこと無いし、マンガは最初の数話を読んだかな??確か??
でも、気にはなってた作品でした。
演奏前のMCではうえたんさんは年が若く見られたと、喜んでました(笑)
(でも、32歳が30歳前後に見られたのだから大差ない気がするけど...でも、思い返すと私もそれ位の時に年齢を気にし始めてそんな感じだったなぁ...)
後、フルート⇒ピッコロの持ち替えが余裕無しの早業だと言ってました。
演奏始まる前の僅かな時間に持ち替えのシュミレーションしてたし(笑)
お陰で演奏中に持ち替えの場面が気になってしまったわぁ...
男性トリオが演奏した堀悦子さんの曲は日本人作曲家らしく、「フルート」というよりは「横笛」って感じの和の香りが漂う曲で面白かったです。
表現によってガラリ「洋」⇒「和」と表情が変わって面白かったなぁ〜
前半の最後は日本人作曲家の八木澤教司さんの「フルート六重奏曲《ディベルティメント》」
作曲家の八木澤さんが客席にいらっしゃってましたΣ(゚Д゚)
フルートアンサンブルが好きで曲を作られたとお話されてて、演奏された曲を聴いたら確かに、フルートアンサンブルの良さを活かした曲だなぁ〜って感じました。
自分の作られた曲が目の前で演奏されるのって嬉しいだろうなぁ(*´ェ`*)ポッ
休憩後はフルートアンサンブルの人気曲になるのかな?三浦真理さんの「想い出は銀の笛」
綺麗で聴きやすい良い曲だなぁ〜って聴くたびに思います。
女性の人は絶対に好きな曲だと思う。
個人的に以前名古屋のフルートオーケストラで聴いて素敵だった三浦真理さんの「プリンセス・マーメイド」の四重奏版を生で聴いてみたい。
メンバーは小林さん、河本さん、うえたんさん、江戸さんでした。
後半の2曲目はドップラーのアンダンテとロンドをN響の神田さんが編曲したソロフルート二人+ピアノ伴奏部分をフルートアンサンブルにした曲。
ソロのフルートの伴奏がフルートアンサンブルと面白くて綺麗さも倍増の曲でした。
フルートアンサンブル関係を聴きに行くと神田さんがフルート用に編曲された曲を目にする機会が多いので「凄い人だなぁ〜」って演奏されるのを目にする度に思ってしまう。
神田さんの演奏を聴きに行った時に既存のフルートの曲だと少なくて同じ曲ばかりになるのでフルート用の曲を自分で編曲してるというおっしゃってた言葉を思い出します。
最後は江戸さん編曲のお馴染みビゼーのカルメンのアレンジの「カルメン・ファンタジー」
聴いてる人に親しみやすい曲で、それぞれの人に美味しい部分の有る編曲をされたそうです。
江戸さんと遠藤さんは低音の裏方で頑張られてベース音をシッカリ作って、うえたんさん、永江さん、河本さん、小林さんがそれぞれ素敵なソロを披露してくれて萌えてニヤニヤが止まりませんでした(・∀・)ニヤニヤ
江戸さん、素敵な編曲を有難うございますー!!!!!!
すっごく嬉しいナイス編曲でしたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
そういえば、このユニット名の「ギモナス」って砂肝みたいだなぁ〜って思ってたら、このメンバーが集まるのが焼き鳥屋なので「砂肝」⇒「ギモナス」と、一度限りの集まりの演奏会なので軽い気持ちで付けてしまったそうです(笑)
本当に砂肝だったとはwwww
もし、このユニットが続いてしまったらと、チョット恥ずかしい名前になってしまったとも(笑)
もし、希望する人が居るなら又演奏会やるのを考えるとおっしゃってたのでもしかしたら又聴けたら良いなぁ〜
この日聴いたギモナスの演奏会ではフルートアンサンブルの綺麗さと楽しさを堪能しました(*˘︶˘*).。.:*♡
記事を書くのがかなり経ってからなのでアンコールが何か分からなくなったのが残念です(´;ω;`)ウッ…
バーンスタインの「キャンディード序曲」は覚えてるけど他はどうだったのかが忘れてしまった(汗)
「キャンディード序曲」をフルートアンサンブルで聴けるとは思わなかったので嬉しかったです。
明るく楽しい曲なので彼らにピッタリだったわぁ〜(*´ω`*)
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◆プログラム◆
【メンバー】
- 上野博昭(京都市交響楽団)
- 江戸聖一郎(ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団)
- 遠藤慎
- 河本朋美(関西フィルハーモニー管弦楽団)
- 小林志穂(大阪交響楽団)
- 永江真由子(日本センチュリー交響楽団)
【演奏曲】
歌劇《ルスランとリュドミラ》より〈序曲〉:M.グリンカ(江戸聖一郎 編曲)
『Flute Ⅰ:永江真由子、Flute Ⅱ:小林志穂、FluteⅢ:上野博昭、FluteⅤ:河本朋美、Alto Flute:遠藤慎、Bass Flute:江戸聖一郎』
3本のフルートのための協奏的三重奏曲 ト短調 作品13-2:F.クーラウ
『FluteⅠ:河本朋美、FluteⅡ:永江真由子、FluteⅢ :小林志穂』
3本のフルートのための二章:堀悦子
『FluteⅠ:遠藤慎、FluteⅡ(Piccolo):上野博昭、FluteⅢ(Alto):江戸聖一郎』
フルート六重奏曲《ディベルティメント》:八木澤教司
[Ⅰ.Spirituoso、Ⅱ.Misterioso Ⅲ.Pastorale Ⅳ.Serioso、Ⅴ.Arioso、Ⅵ.Feroce]
『FluteⅠ(Piccolo):江戸聖一郎、FluteⅡ(Piccolo):河本朋美、FluteⅢ:小林志穂、FluteⅣ:上野博昭、Alto Flute:永江真由子、Bass Flute:遠藤慎』
※休憩※
フルート4重奏のための《想い出は銀の笛》:三浦真理
[Ⅰ.エメラルド・グリーンの風、Ⅱ.真紅のルビー、Ⅲ.ブラック・インヴェンション 、Ⅳ.紫の薔薇、Ⅴ.ブルー・パステル]
『FluteⅠ:小林志穂、FluteⅡ:河本朋美、FluteⅢ:上野博昭、FluteⅣ:江戸聖一郎』
アンダンテとロンド 作品25:A.F.ドップラー(神田寛明 編曲)
『Solo FluteⅠ:河本朋美、Solo FluteⅡ:遠藤慎、FluteⅠ:小林志穂、FluteⅡ上野博昭、Alto Flute:永江真由子、Bass Flute:江戸聖一郎』
カルメン・ファンタジー:G.ビゼー(江戸聖一郎 編曲)
『FluteⅠ:上野博昭、FluteⅡ:永江真由子、FluteⅢ:河本朋美、FluteⅣ:小林志穂、Alto Flute:江戸聖一郎、Bass Flute:遠藤慎』