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Crossroads 〜20歳の時、なにしてた?〜

vol.1 何品君(22)【台湾からの交換留学生】

2017.08.16 11:52



「うちのわんちゃんの写真、上から見るとう○ちみたいでしょ〜」キラキラと目を輝かせる彼女の口から出てくる言葉にびっくりして、思わずつられて笑ってしまう。


言われてみればそう見えなくもない


◯何品君ってどんな人?


何品君は台湾から日本にやってきた交換留学生で、

日本に滞在し始めたのはちょうど半年前。



ニックネームは豚ちゃん(ぶたのぬいぐるみを溺愛していることから)



それまで日本には旅行で二回訪れていて、

どちらも一人旅で九州一周、四国、中国地方を制覇したというから、その行動力に驚かされる。


「日本の文化が大好き。特に田舎が好き」


そう語る彼女が日本に始めて興味を持ったのは高校生の時。


台湾で過ごした高校時代からの親友が日本と台湾のハーフかつバイリンガルだったことがきっかけで、高校三年生から彼女から日本語を教わり始めるが、教えてくれたのは全て下ネタ用語だったとか。

小学生の時にはクレヨンしんちゃんのアニメを見て育ったというから、そこからの影響も大きいのかもしれない…笑


大学生になって日本を旅行するうちに

日本の田園風景の美しさに魅了されたり、都会の華やかさに触れる一方で、

山○組の発祥の地を廻ったり、

初めて日本に来た際に道に迷い、覚えたての日本語でなんとか推測して無料案内所に入ったら、

店内には壁中に写真が貼られていて金髪の強面お兄さんが出迎えてくる…

なんと風俗店の無料案内所だったということも…笑


日本のいいところも悪いところも、もっと知りたい!その気持ちから日本への留学を決意した。

ちなみに東京で好きな場所は「漫喫とカラオケ」で、ねっころがりながら

メロンソーダを飲んで少年漫画を読むことが至福の時だと言う。カラオケに至っては、大好きすぎてフリータイム7時間を1人で歌いきっちゃうくらいだそうだ。


◯20歳の時、なにしてた?


台湾で大学三年生の時期。「日本語をちゃんと勉強しようと思って、はじめて下ネタじゃない日本語を勉強し始めたんだ〜」彼女は笑いながら答える。

初回の日本語学校の授業で、先生に知っている日本語を尋ねられたが、まともな言葉が浮かばなくて困ったという。

20歳の誕生日は、ゲイの友達がバーテンダーをしているゲイバーで迎えたらしく、

初めてのカクテルやショットに乾杯し、そして完敗、泥酔。この流れは世界共通みたいだ。


◯将来の夢は?


イケメンと結婚。そして大好きな日本や東南アジアで働きたい。


今は若いから台湾にとどまらずにたくさんチャレンジしたい!

そう語る彼女は、日本にいるうちにも、日本舞踊を習ったり、沖縄でダイビングのライセンスを所得したり、精力的に動き続けている。


◯オススメの映画は?

アバウトタイム!!

これを見ると、今ある時間を大切にしようと思えるんだ。そう語る彼女。

限られた時間でたくさんのことにチャレンジしようとする彼女らしい作品でした。


◯今、人生はズバリ、何点?


「100点!あ、でもやっぱり日本人の彼氏が欲しいから98点かな〜」

日本にも留学できて、運が巡って無料で南米を旅行できたり、東南アジア、ヨーロッパ…たくさんの国を訪れることができた。トラブルもたくさんあったけど

普段座ってるだけじゃ経験できないことを旅先でたくさん勉強することができたから。

やりたいことはすべてやる。若いうちにたくさんチャレンジしたい!と話す

何品君の目はキラキラしていて、なのにふと思い出すのは彼女が話す下品なジョークだったりして、思わずくすっと笑ってしまう。


でもそれが彼女の持つ最大の魅力なのかもしれない。