『怪物はささやく』
2017.08.17 07:56
この映画を見て、とっさに頭に浮かんだのは「ガーディアンズのグルート出たー❗」という、色気もそっけもない無感動な言葉…。
でも、この無感動さとはうらはらに、深い内容の映画に自分を重ね合わせ涙してしまった。
重い病に侵された母を持ち、学校ではいじめられ居場所のない主人公コナー(ルイス・マクドゥーガル)と彼のもとにやって来た怪物との物語。
自分の経験から、ラストのコナー少年が立ち向かう真実への心の葛藤があまりにもわかりすぎてまるで数年前の私を見ているようで辛かった…。
でもそれを乗り越えることにより、新しい明日が見えてくる。
この映画は、親の目線、子供の目線、そして観客としての目線、色々な目線で見るとより良く感じるものになると思う。
コナー少年を演じたルイス君の目の演技が素晴しいと感じたのはきっと私だけじゃないはず✨
「私ならどう受け止める?」と自分に問いかけてみたくなる作品に最近よく出会う。
それは、自分自身をもっと見つめ直しなさいという事なのかもしれない。
映画から学ぶ事は今までもこれからも沢山あると思う。
その中で、この映画に出会ったのもきっと自分の中の忘れかけてたものを呼び起こす1つのきっかけになったのかもしれない。
心に残るダークファンタジー✨
映画『怪物はささやく』
長崎市では、長崎セントラル劇場で上映中です❗
今週のラジオでもご紹介します📻
是非映画館でお楽しみ下さい❗