【 BOOK】「サイバー攻撃への抗体獲得法」著者:韮原祐介(にらはらゆうすけ)、初版2021年11月30日
AI➡︎Artificial Inteligenceの略。人工知能(人間の知的な情報処理を再現する機械。
「人間の知的な情報処理を再現する機械」とは、人間が本を読んだり、読んだ内容を元に何かを着想したり、あるいは作曲したり、絵を描いたり、俳句を詠んだり、難しい論文を書いたりする、情報を用いたあらゆる活動のことをいう。
言い換えれば、インプット(入力)となる刺激を元に、脳や心で何かしらの処理を行い、判断や行動をアウトプット(出力)するということだ。
38
兵站(れいたん〜戦争の後方にいて、食糧や戦力などを補給すること)
38
便益(べんえき〜都合のよいこと)
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トランスフォーメーション〜変換、転換
DevSecOps(デブセックオプス)
モダナイゼーション(現代化)
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第2章
サイバー空間における
国・企業・個人の攻防
この章では、サイバー空間における脅威がどのようなものか、企業にとって、国家にとってどのような意味を持つのかということをとりあげる。
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「WannaCry(ワナクライ)」泣きたい
➡︎150か国以上30万台ものコンピュータが被害に遭い、被害総額は、400億円以上にも上ったとされる。サイバー世界のコロナウイルスのような、地球規模のパンデミック被害だった。
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アセット〜資産、財産。
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諜報(ちょうほう〜敵の様子を密かに探り、見方に知らせること)
防諜(ぼうほう〜敵からの諜報を無力化すること)
オペレーション(作戦)
マルウェア(悪意のもとに開発・利用されるソフトウェアの総称)
スタックネスは、核開発施設の制御システムに侵入し、遠心分離機の回転速度を上下させることで、遠心分離機を破壊した。
アメリカのCIAとイスラエル軍の情報機関8200部隊、モサド➡︎イランの各施設破壊
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日本で稼働中の原子力発電所の制御システムにも、攻撃者だけが知っている未知の脆弱性(ぜいしゃくせい)が眠っている可能性は十二分にある。
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窃取(せっしゅ〜密かに盗み取る)
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ディープラーニング(深層学習)
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ディープラーニングは、畳み込みニューラルネットワークの源流に日本人の福島邦彦氏が1979年頃に開発したネオコグニトロンを見出すことができる。
フェイフェイ・リー(李飛飛) 女子
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諜報(ちょうほう〜敵の様子を密かに調べて、見方に知らせること)
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クリミアの例を見ると、物理空間の攻撃、サイバー空間の攻撃、メディア・SNSでの世論操作に至るまで多岐にわたる攻撃がブレンドされていたことがわかる。特に世論操作の点に着目すると、最終的にターゲットにもなっているのは、人間の認知そのものであることがわかる。
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認知戦争(コグニティブ・ウォーフェア)は、洗脳戦特に言い換えることができる。
アメリカでは通常戦と認知戦争(コグニティブ・ウォーフェア)、サイバー戦争(サイバー・ウォーフェア)などの混合をハイブリッド戦争と呼び、中国では超限戦と呼ばれる。
DDiS(ディードス)攻撃とは、特定のウェブサイトなどに対して大量のアクセスを発生させることでサーバーをダウンさせ、機能不全に陥れることである。
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昇華(しょうか)
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アメリカ野村節子サイバー軍(USCYBERCOM)
➡︎2010年に編制
94
掃討(そうとう〜敵をやっつけること)
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SIGINT(シギント)〜通信費諜報
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サイバーレジリエンス
➡︎「サイバーレジリエンス」とは?
サイバーレジリエンスとは、システムがサイバー攻撃を受けたとき、その影響を最小化し、早急に元の状態に戻す仕組みや能力のことを指す。
ここまで