【2021年まとめ】中小零細企業のネット集客総決算
【2021年まとめ】中小零細企業のネット集客総決算
一昨年から続くコロナ騒ぎで、我々を取り巻く生活様式はすっかり変わってしまいました。
外出時はマスクを着用する。人と対面する場ではビニールやアクリルを介するのが当たり前。パソコンを使う仕事はリモート勤務になるなど、今までの時代と大きく変化しています。
それに伴い中小零細企業でも、ホームページやECサイトの開設にSNS導入と、営業をオンライン化する動きが活発化しています。
そこで今日のブログは、「【2021年まとめ】中小零細企業のネット集客総決算」と題して、来年に向けて取り組みたいことをまとめてみました。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
ネット集客の理想形を実現することを一番の目的とする
コロナの影響として、まず考えられるのは売上減です。
経営者の中にはコロナ騒ぎが収まっても、人の行動はコロナ前のようには戻らないと考えている方が多いと思います。そこで、これまでのビジネスモデルを見直したり、業態を変更したり、新事業に取り組む方もたくさんおられるようです。
しかし、何をやるにしても一番考えなくてはならないのが集客のこと。
従来のビジネスのままでも、新事業をやるにしても、集客できなくては売上はつくれません。
重視するのは、何をやるかではなくどうするかであって、“ネット集客の理想形を実現すること”を一番の目的とするべきなのです。
ポイントは毎日投稿を続けること
どんなビジネスをするにも、会社の存在と何をやっているかを多くの人に伝えることを考えなければいけません。目に入る機会を増やすことが集客につながります。
例えば、入り口の一つとしてGoogleのキーワード検索を使うのが一般的ですが、検索結果で上位表示されるには、相当数の投稿数がなければ満足行く集客はできません。
さらに、成約率はアクセス数に対して1%程度と言われているので、問い合わせがある目安は、ホームページやブログだと800~1,000ページが目安と言われています。
弊社のホームページは、1,300ページ。また、今ご覧のブログは、今年の夏から本格稼働し、現在250ページ程になります。それでも、問い合わせ件数は月に数件ほど。 まだまだ満足できる数字ではありません。
更新を続けるのは大変ですが、弊社にとっても集客は死活問題。これからも続けていくことが課題となっています。
このようにネット集客は、月から金曜日の営業日に1日1投稿したとして約2年間かかってそこそこの結果が出る「時間のかかる戦術」です。ですから、投稿する人の9割がネタが続かず数か月で止めてしまうと言います。
しかし、2021年までは、この「毎日投稿する」が集客方法としてダントツ一位でした。これは、弊社のお客様の事例でもハッキリとそう言えます。
そして2022年以降もこれに叶うものはないと思います。
さいごに
如何でしたか?
今日のブログは、「【2021年まとめ】中小零細企業のネット集客総決算」と題して、来年に向けて取り組みたいことをまとめてみました。
ネット集客は、どんなホームページを作ったとしても無視できない問題です。
満足いく集客を実現するには、有料広告かSEO対策しか方法はありません。しかし、いずれも専門業者に頼むと費用は高額。また、実のある方法にさせるのは、自分の力で継続するか、それとも高額な費用を支払うかのどちらかしかありません。
それほど集客は、解決が難しい問題だということなのです。
2022年は自分で更新して、将来は会社にとっての強みは「集客力だ!」と言える体質作りを目指して、一緒に頑張りましょう。