Mason County Public Library
メイズビル基本編。
ダウンタウンにある図書館。
日本の図書館同様、本を借りるだけでなく、様々なイベントも開催されているので、ある程度の頻度で通っています。
今回は、図書館のあれこれをまとめてみました。
図書カードを作る
カウンターでIDを見せてカードを作ってもらいます。
図書/DVDなど合わせて一人15点まで貸し出し可。
図書は2週間、DVDは基本的には1週間の貸し出し。
子どもも5歳以上はカードを作れます。
図書カードは一年に一度、更新が必要。
更新時期になると図書館から連絡(私の場合はtext)があり、貸出カウンターに出向いて更新手続きをしてもらいました。
子どもコーナー
ここで毎週木曜日、Preschool Story Timeが開催されていて、絵本の読み聞かせ、クラフトなどの内容で約1時間。
時々趣向を凝らした企画などもしてくれるので、小さな子連れにはありがたいです。
絵本もその時々でテーマ(だいたいがStory Timeに合わせてある?)を決めて机にピックアップしてくれてあり、それがまた季節感もあって素敵。
絵本も、NEWとシールの貼られている新刊が一定数あり、
ついつい手にとってしまいます。
"Accelerated Reader"とラベルされている本。
子どもたちは学校でこれらの本を読んで理解度チェックをしてポイントを貯めるシステムがあると聞きました。
読書感想文書かされるより、その方がいいな〜とアメリカの小学生を羨ましく思ったり。
(アメリカで読書感想文的なものが無いのかは知りませんが)
子どもコーナーの片隅にはパソコンも。
色々な子ども向けゲームができるので、我が子は専らこれに夢中。
今は図書館へ行く目的が残念ながらゲームになってしまっていています…。
子ども向けDVDもこのコーナーに。
トーマスシリーズがたくさんあり、
一時期我が家は毎週のように借りていました。
媒体に傷がついていて上手く見られないことも多々ありましたが。
DVD/CD
やや古めのものが多い印象ですが、一応それなりに種類はあります。
貸出カウンター横のDVDは1週間レンタルが可能なもの。
子どもコーナー入り口手前に少しだけあるDVDは、1泊レンタル。
1度に借りられるのも2枚まで、となっています。
その隣にはCDも。
ここに並んでいるのは、本の朗読CD。これが意外と充実しているように感じます。
アメリカ人は、通勤の車内で本を"聞いている"人もいるのだとか?
車社会だからこんな朗読CDの需要があるのか、はたまた日本でもあったけれど私が目にも止めていなかったのかは分かりませんが、ヘェ〜と思いました。
英語を学ぶ日本人にとってみたら、いい教材になりそうですね。
※上記写真はReferenceと書いてあり、参考図書?借りられないの?とも思いましたが…たぶんCDは借りられるのではないかなぁ。借りたことはないのでなんとも言えません。。
数少ないけれども音楽CDもDVDコーナー奥にひっそりと置かれていました。
一般図書
私はあまり借りたことがないので、
一般図書の充実度は不明ですが、
それなりにありそうな印象。
雑誌もあるそうです。
イベントカレンダー
図書館で印刷したものをもらうか、
公式ホームページで確認できます。
「コミュニティ イベントカレンダー」なので、図書館内で開催されるイベントだけでなく、公共の組織主催のものや教会主催のもの、近隣の劇場のスケジュールまで色々載っていて参考になります。
パソコン
私は使ったことはありませんが、
インターネット閲覧コーナーも。
見た感じ、貸出カウンターに申し出たら、ログイン情報がもらえる仕組みかな?
その他サービス
•Fax
-送信 $1/ページ
-受信 $0.50/ページ
•Copy
-白黒 $0.10/ページ
-カラー $0.50/ページ
•ラミネート加工
-3 1/2 × 5 $1
-9 ×11 1/2 $2
ラミネート加工まであるのは知りませんでした。
我が家はラミネートの機械がないので、今度お願いしてみようと思います。
オンラインアカウント
図書カードを作ったら、
ホームページ上から自分のアカウントにログインができます。
初期パスワードは
カード登録時の電話番号の下4桁。
図書検索、借りている本の情報、貸出期限の延長までできとても便利。
本の延長は2〜3回可能(同じ本を何度も延長すると、そのうち延長ボタンが表示されなくなる)、DVDはケースに延長不可と書いてあってもたいていは延長できます。
ただし、
一泊レンタルのDVDは延長不可。
このアカウント内で設定をしておくと、貸出期限3日前にメールを送ってもらうことも可能だそうです。
貸出期限超過
延長をせずに貸出期限が過ぎてしまうと、延長料金が発生するルール。
延長1日につき、
•本は5セント(.05 cents、たぶん5¢)
•DVDは$2
私は一度だけ課金されて支払ったことがありますが、
中には期限を過ぎて返却したけれど課金されなかった、という方も。
Over Drive
個人的にこの図書館で一番画期的と思ったのはこのOver Driveという電子書籍を借りられるシステムです。
アメリカの公共図書館では、
かなり普及しているようです。
日本は…まだまだ普及途上な気がします。少なくとも地元の図書館は導入されていませんでした。
サイトから登録をし、アプリをダウンロードすれば、家にいながら電子書籍を借りられ、貸出期限が来たら自動的に返却されています。
とっても便利!
図書館の公式ホームページで図書検索をすると、同じタイトルでも通常の本とこの"Over Drive"と表記されているものの両方が出てきたりします。
残念ながら、子ども向けの絵本などはまだまだ対応しているものは少ないように思いますが。
Over Driveでは電子書籍だけでなく、"オーディオ"というものもあり、これは朗読CDに相当。
わざわざ図書館で借りてきて返しに行く手間をかけるほどでもないけど…ちょっと読んでみたい、聞いてみたい、という時にも私は利用しています。
Over Driveのサイトはこちら→☆
1000 BOOKS Before Kindergarten最近知って、先日参加登録をしてみたプログラム。
子どもにとってのライフステージの一つの大きなマイルストーンがKindergartenということで、
それまでになるべくたくさん読み聞かせしてあげましょう、という目的のプログラムだそうです。
参加登録と言っても、何も記入も必要なく、
ただ子どもコーナー担当のAlexaさん(Story Time担当の女性)に参加したいですと伝えるだけ。
参加すると、こんな冊子をくれました。
中は、こんな感じ。
1冊読み聞かせするごとに、数字に色を塗っていき、
250冊、500冊、750冊達成のところで提出すると賞品がもらえ、
1000冊達成するとTシャツをくれるそうです。
地元の子どもたちの中には、こんな風にKindergartenに備えている子もいるのね〜と参考になったので、
我が子もチャレンジ中です。
Alexaさんにお聞きしたら、
•読み聞かせする本は何でもいい
絵本でもチャプターブックでも。
•同じ本を何度も読んでもいい
とのことでした。
家にある日本語の絵本でもいいのかなーと思いますが、
私は日本語版は別に作ってみることにしました。
Reading Program
定期的に開催されている、これまた本をたくさん読みましょうキャンペーン。
今年の夏の大人向け参加要領↓
※この期間が終わったらリンク切れしそうなので公式ホームページをキャプチャーさせてもらいました。
約2ヶ月で15冊洋書を読むとなると…結構しんどそうですが、
いつかは記念に参加してみたいと思いながら告知を眺めています(笑)
同じようなプログラムは0歳から参加できる子ども向けもあるそうです。
この夏は、子ども版は3ヶ月間の期間が設定されていました。
こういうモチベーションアップキャンペーンを利用して、
英語にもっともっと親しめたらいいなと感じたのでした。
それなりに図書館に足を運んでいると思っていたのですが…
まだまだ知らないことがたくさんありそうです。
近々移転の噂のあるこの図書館。
結局どうなるのでしょう。
【Hours】
Mon 9:00AM-8:00PM
Tue-Fri 9:00AM-6:00PM
Sat 9:00AM-5:00PM
Sunday Closed
【Address】
218 East Third Street
Maysville, KY 41056
【Website】