川﨑康彦 × 脳科学 × 偶然 = 奇跡

驚きを日常に取り入れる

2017.08.18 06:12

こんにちは。


普段の日常で驚く頻度ってどれくらいありますか?

そもそも驚くときってどんな時でしょう?

本来予測したものとはかけ離れた現象が起きたとき、

予想外のことが起きた時に発生する

それが驚きを感じる瞬間です。


では、驚きは私たちにとって快かというとそうではなく

どちらかというと不快の時の意味あいで用いられます。

「驚かせないで〜」

どちらかというと起こって欲しくないことっていう印象が強いのではないのでしょうか?


ほとんどの場合、驚きはストレスフルな意味あいで使用されます。

でも、驚く経験の数だけ脳の神経細胞はビビッとくるんです。

驚くことは脳にとっても刺激を与えるだけではなく、成長に必要なんです。

では逆に驚かないとどうなるのでしょう。

予測通り、想定内のことに対処できストレスも全くない。

とっても楽チンで快適です。


でも、これだと脳自体には何ら影響を与えてくれないんですね。

自己が創っている観念、信念のパターンに沿った現象、行動で対応できている

いつもの脳細胞しかスパークしていないのが驚いていない状態です。

逆に驚いている状態では今まで全く発火したことのない神経細胞が興奮したり

します。

驚く経験って実は脳の成長にとってとっても大切なんですね。


記憶にとってもそうなんです。驚くことをアンカリングして記憶させると長く記憶に

残りやすいんです。

驚くような経験、つまり日常とはかけ離れた経験をすることで脳は成長します。

今度、驚いた時に是非、問いかけてみてください。


この経験はあなたの思考を良い方向に変える手助けになっているでしょうか?

もし、そうだったら是非、その経験を繰り返してみてください。

繰り返すことで、驚きが驚きでなくなったとき。

その時はあなたの脳は自己変容を遂げています。

日常に驚きを探していくことを喜びにしていきましょう