40代からのボクシング 第116話『第一部:完』
実はですね。
今まで地道に最低月2回は更新してきたこちらのブログ、今回は約3ヶ月ぶりとなります。
何でこない間あいたんじゃい、しかもいきなり『第一部:完』て、どないやねん、というところですが、ちょっと筆を取る心境になれなかったもので . . . 、ええ、実はですね . . . 、ってのが今回のお話でございます。
さかのぼること約3ヶ月前、T.K.O.負けを喫した大会の傷も癒え、再び練習に励んでいた頃のスパーリング中の話です。
ジャブを放った際に、左肩のあたりに『ビリッ』という衝撃が走り、けっこうな激痛に襲われました。一瞬だけスパーを中断してもらい、その後なんとか3Rやりきったのですが、どうにも痛い。
その日のミット打ちも左フックを打とうとするとかなり痛い。嗚呼、こりゃやってもうたなと。怪我ですなと。まあしばらくすれば治るよなー、病院行っても痛み止めもらって安静にーくらいだろうから、まあしばらくおとなしくしておれば治るよなー、と思うて痛みがとれるまではと、病院に行かずしばらくはジムを休んで、それこそおとなしくしておりました。
ところが、そこからずーっと痛みが続き、左腕が上がらない状態が続くこと約2週間。こりゃなんぞいかんばい、っとことで整形外科を訪れ、レントゲンとMRIをとってもらいました。
レントゲンの結果、骨には異常なし。しかしー、MRIの結果、肩の筋肉が断裂しておるかもとのことでした。ぬーーーー、そりゃ痛えぜよ。
お医者さんと相談し、痛み止めの注射で炎症をとってみようってことになりました。特にひどい部分は前に2箇所と後ろに1箇所とのことで、まずは後ろ側に打ってもらいました。
すると、打ってもらった瞬間から、ベホイミの如く、ケアルラの如く(あんまり知らんけど)、結構痛みが取れ左腕が打つ前より上がりやすくなりました。
おうおう、こりゃええぜよ、ええぜよ、ええんだぜよ、と思っていたが、しかーし、まだまだ痛い。で、週に一回、3週間かけて合計3発の痛み止めを痛みの強かった3箇所に打ち込んでもらいました。
随分と、そう随分と楽にはなったものの、どうしても左腕を上げると痛むのです。そう、3ヶ月たった今も。
てなわけで、ずっーーーっとジムに行けてなかったので、そして肩の痛みにメンタルがやられてたので久方ぶりの更新となりました。
このままボクシングやめますか。
といえば、やめるつもりはありませぬ。左肩が不調な今、できること、それは、左肩を使わない練習。ジムに怪我の報告に行った際、プロのトレーナーの方に『サウスポーの練習するといいですよ』と声をかけてもらいました。ありがとうございます。少しづつですが痛く無い範囲でやっております。合わせて、右ストレートをまたさらに研究し磨いております。ディフェンスも。
そして、特に今できること、まあ普段からできることでもありますが、ロードワークに精を出しております。最近は6歳の長男が毎朝6時起きで自転車で一緒についてきます。そのおかげか以前よりさらに仲良しです笑。
まあ言うても子供ですけえ、体力的にも、親が目を切れないと言う意味でも、走る距離がいつもより少し短くなったり、ちょいちょい休憩はさんだりと、ロードワークの内容は変わってきてますが。ただ、ポジティブメンタルアティテュードでいくと、子供から目を離さないために後ろ向きで走ったり、坂道では後ろから自転車押したり、一定のリズムでは無いところが逆にトレーニングになっとると感じております。
そして、長男も文句ひとつ言わず、楽しみながら、日々距離やスピードが伸びたりと、成長していってるのがとても嬉しいです。3歳の次男もついてきたいと言っておりますが、朝起きれずにしっかり寝ております笑。それはそれで可愛いもんです。またいずれ一緒にいくことになるのも楽しみです。まあ二人ともボクシングも柔道もやる気はないみたいですが笑。
ボクシングを始めて2年と8ヶ月でやってきたターニングポイント。
さあさあ、これからどうなることやら。この怪我をきっかけにボクシングをやめてしまうのか、はたまたいきなり明日くらいに治っちゃってまたすぐジムに通い出すのか。自分でもどんなストーリーとなるかは分かりませんが、前向きに進んでいこうと思います。今回の怪我で日常生活でも多少は不便というか痛みが伴うこともあります、今は。が、それでも、ボクシング始めて2年と8ヶ月、始めなかったより絶対に始めてよかったと、それだけは間違い無いです。
最後に、今までこのブログを読んでいただいた方、楽しみにしていただいた方、知っとる顔以外にそんな方がいるのかすら分かりませんが笑、本当にありがとうございました。40代からのボクシングの物語、いったん幕を閉じさせていただきます。
第一部:完。