高橋名人似で爆発しない方の鈴木さんを国民的アイドルにしてみた7
1996年に発売されたゲームなのに、すでに「国民的アイドル」を目指すという言葉のチョイスが素晴らしかったゲームがありました。
すずきさんを「国民的アイドル」にするべく1年間の活動をフォローしていきます。
『あいどるプロモーション~すずきゆみえ』(Amazon)
前回の失敗を糧に、今回こそは破産をしないでしっかりと女優業をさせたいモノです。(2回目)
てなわけで、5回目の挑戦。
何度も繰り返し挑戦しているうちに、初期にやっておくべき重要なことがわかってきました。
当然ながら、仕事をするべきで必要なスキルは磨いていく必要があるのですが、その前に社会人として働いていくための蓄積が必要なのです。
具体的に何が必要かというと、「基礎体力」と「礼儀作法」。
何らかの行動をするときに消費するのは「体力」ですが、「体力」はどんなに回復しても「基礎体力」を超えることがなく、「体力」が少なくなると病気になりがちなので、「基礎体力」は何をするうえでも高くて損はないんですよ。
一方「礼儀作法」は、ある程度上げておかないと「プロモーション」でお偉方に面会した時の効果を得られないようなので、表面的には見えないところで効果を発揮するパラメータのようなので、これも十分に上げておきたいモノです。
全体的にパラメータは200を超えるとベストな状態のようなのですが、「基礎体力」はそこまでいらなそうなので、「基礎体力」が150、「礼儀作法」が200になったころに本格活動できるように準備を進めていきましょう。
「ジャズダンス」と「礼儀作法」のレッスンを重点的に行い、空いた時間で「演技」や「一般教養」をレッスン。
そして、前回の反省から、定期的に仕事をもらえるようにラジオ関係者への「プロモーション」を仕事につなげ、少しずつファンを増やしていきます。
「基礎体力」の向上のために「ジャズダンス」を行った結果、「色気」のパラメータがガンガン上昇していくのですが、これって何らかの仕事につながるのでしょうか。
やっぱりここはラジオじゃなくてグラビア関係の仕事を増やした方がよかったのかもしれないのですが……。
ラジオと並行して不定期で入る雑誌のグラビアの撮影もこなしながら、地味にファンを増やしていきます。
8月になると「礼儀作法」が200を突破し、おまけに「色気」も200を突破したため、女優として本格活動をしたいのですが、映画のオーディションがなかなか発生しません。
適度にプロモーションを行いつつ、レッスンを続け、時々入るテレビや雑誌の仕事をこなし、9月になると「発声」や「演技」も200を突破。
ちなみに、「演技」が200を突破した時に流れるムービーの演技はいまいちですけど、そのあたりの情報はゲームをプレイしてご確認ください。
なかなか仕事につながらず、11月になると所持金が30万を切って大ピンチ。
しかし、ここでやっと高いパラメータが活きてきて、テレビや雑誌の仕事がコンスタントに入るようになり、仕事をこなしていくうちにだいぶ盛り返したのですが、2月に内容をきちんと確認しないで仕事を入れてしまい、一気に破産へと追い込まれてしまいました。
いやー、怖い仕事があったモノです。
契約書の内容を確認しないでサインしてしまうダメ社長のせいで、「すずき」の「国民的アイドル」化は残念ながらここで断念。
いやー、破産する仕事に対してアラートを鳴らしてくれないなんて、本当に厳しい芸能界の現実をしっかりと教えてくれるのですね。
次回こそは「すずき」を女優としてちゃんとやっていけるような「国民的アイドル」を目指していきます。(これも2回目)
最近発売された本でも今作の紹介部分を担当したので、書店で見つけた方は是非チェックしてみてください。
『懐かしのプレイステーションコンプリートブック 語ろう! 僕たちの初代プレステ (メディアックスMOOK)』(Amazon)
まぁ、本ではランキングの中でちょっと触れているだけで、このブログの方が濃い内容になっているけど。