皮膚の感覚器
2017.08.19 19:07
先の投稿で皮膚の働きについて書きました。↓こちらです。
今回は感覚器です。
皮膚の持つ感覚器はいくつかあって、
1 痛覚 身体で200万個 1ミリ平方に100~200個 自由神経週末
2 触(圧)覚 ゞ 50万個 1㎜平方25個 マイスナー・メルケル・パチニの各小体
3 温覚 ゞ 3万個 1㎜平方0~3個
4 冷覚 ゞ 25万個 1㎜平方10~25弧
これらの感覚点は平均的に分散しているのでなく、場所により違っている。
一般に粘膜には温覚、冷覚ともに存在しないが口腔、喉、肛門の粘膜では温度を感じる。
不思議なことに上あごの舌が当たる部分や亀頭、角膜などは温覚は無い冷覚のみで、
皮膚に加わる温度刺激が33度前後だと温覚も冷覚も起こらない無関温度という不思議な性質があります。
感覚器は外界の変化を捉え個体の生存を計ろうとするためにあるわけですから、このような性質を持つのかもしれないですね。
この、皮膚の不思議な性質が、セラピストにとって驚きの結果を産む種になります。
究極の皮膚感覚器の影響力。これが最先端、時間も力も超越。