エンディングノート
みのしまです（＾－＾）ﾆｯｺﾘ
近年の映画の影響もあってか書店などに行くと、このエンディングノートの単語をよくみかけるようになりました。
このエンディングノートは何を書くものかというと、ご自身が終末をむかえるにあたり
現在の気持ちや、葬送や葬儀についての希望などを記します。
「それって遺言とどう違うの？」と疑問に思われるかもしれませんが、
遺言というのは目的が相続に限定されます。そして相続は権利の変動をもたらすものですから、要式が厳格に決まっております。一方でエンディングノートは目的も要式も全て自由です。
遺言という手続き的な意味合いが強い方法ではなじまないメッセージを残したいことがある場合は是非活用しましょう。
遺言との違い
<遺言書>
法的拘束力・・・あり
要式・・・決まっている。書き方や指定の項目が抜けていたりすると無効となる。
目的・・・相続
<エンディングノート>
法的拘束力・・・なし
要式・・・自由
目的・・・葬儀についての希望、終末医療を希望するかどうかなど
エンディングノートを残されている方はまだ少数ですが、近年相続の相談にて遺言に関する事が増えてきていることや税制改革により相続税を払う世帯が増えたことで、これからますますますエンディングノートの活用する場面が多くなることが予想されます。
要式が自由だからといって何から書けばいいのかわからないと思う方も多いと思いますが、なにもエンディングノートはかしこまった文章である必要はありません。またいつからいつまでといった期限もないため、普段の生活でなにげなく思ったこと感じたことがあればその都度メモをとるような感覚で書いていけばいいかと思います。
「書くこと」というのは普段習慣にしていない方にとっては言葉以上にハードルが高いかもしれませんが、もしかしたら書いていくうちに自分でも気づかなかった思いや、考え方などが生まれるかもしれません。
是非小さなメモから始めてみてください。
ではでは
みのしまでした（・∀・）ﾆｯｺﾘ
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