赤飯(せきはん)
2017.09.12 20:00
色:小豆色 JIS
古来より赤という色は魔除けや縁起に関わる色でした。赤い食べ物であるお赤飯もうるち米が小豆の色でほんのり赤く染まっています。
小豆が日本に渡来したのは奈良時代以前のことだそうだが, 染料の色名に小豆色が使われるようになったのは, ずっと後のことで, おそらく近世の色名だろう。
今ではお祭りなどハレの日やコンビニのおにぎりなどでも一年中食べられるようになりましたが,
もとは斎忌の始めと終わりを示す食べ物であったのだが, しだいにハレの時の食べ物になり, もっぱら祝儀の際に用いられるようになったとのこと。