トラベラーズノートを使いこなせ。
一人旅を安全に楽しむためには、万全な準備が必須です。
旅の総予算をはじきだし、自分のなかで優先順位を決め、
パズルみたいに組み合わせていくのが個人旅行の醍醐味。
とはいっても、修学旅行のようにきつきつなスケジュールを立てるのはナンセンス。
ガイドブックのまんまを歩くにもなんだかつまらない。
なにより、ガイドブックを片手に歩く「いかにもツーリスト」な姿はネギを背負ったカモ。
旅の安全はいかにその街に溶け込むか―。
そこでおすすめなのが「トラベラーズノート」です。
本皮のカバーに、リフィルというノートやジッパー付きのポケットなどを挟んで使用。ガイドブックはとても便利だけれど、自分にとっては必要のない情報も入っているので、持ち歩くとなるちょっと邪魔。
自分に必要な情報だけを抜粋し、オリジナルの「旅のしおり」を作ることで、
効率よく旅を楽しむことができます。
実はわたし、この「旅のしおり」を作る作業が1番好き!
作っているうちに道もなんとな~く覚えるし、
危険ば場所も頭の中にインプットされます。
簡単な地図を手帳に移せば、迷子にもならない
(迷子になるのも旅の楽しみではあるけれど)。
ノートは旅の準備編からはじまり、航空券の番号や搭乗時刻、トランジットやホテルまでの道順などを書き留めていきます。
あとは行程ごとに大まかなスケジュールを決め、絶対行きたいところ、観たい場所などを書き込む。ここで大切なのはあくまで「大まか」であること。
綿密に計画を立てすぎると、その通りにいかなかったときに
「失敗した」と思ってしまうから。
ちょっとのハプニングや、行き当たりばったりの出会いは旅の楽しみのひとつ。その驚きをもノートに綴ることでちょっとした旅日記にもなる。
このトラベラーズノートがすばらしいのは、一見、仕立てのよい手帳のように見えること
本皮のカバーは使うごとに風合いが増し、傷や汚れですら愛しくなってくる。
トラベラーズノート愛用者の中身をのぞいてみると、
すごいアイディアがつまっていて、どんなガイドブックよりも役立つこと請け合い!
ぜひ、次の旅には世界にたったひとつの「旅のしおり」を、トラベラーズノートに綴ってみてください。
ページをめくるたびに旅先で感じた空気、温度、におい、風。。。
すべてが一瞬にしてよみがえってくることうけあい!