〈COLUMN〉‐山田 さきこさん‐に聞くAVRILの糸の使い方
どんな風にAVRILの糸を使っているのかを紹介していくコラムです。
カラフルでユニークな形のアクセサリーを作っている山田さきこさん。
見たことのない不思議な形だったり、丸や三角がつながっていたり…。
見ているだけでわくわく心がはずみます。
ギャラリーでの展示も度々されていて、AVRILのお店に糸を買いに来られる時に、DMを持って来てくださいます。
「どんな風に糸を使っているんだろう?」「この楽しい形はどんな風に出来ているんだろう?」AVRILスタッフにもファンが多く、一緒に何か出来たらいいな、と思い、この25周年の機会にお声を掛けてみました。
【山田 さきこさんにお聞きしました】
‐AVRILの糸をどのように使っていますか?‐
「細編でいろいろな形を作っています。編み方は、“適当”なんです(笑)
カラフルな色が好きなので、糸というより色で選ぶことが多いです。」
笑いながら答える山田さん。
きっちり編み図通り編むよりも、自由にいろいろな形を作ったり、色を考えたりしながら作るのが好きなのだそう。
まるで粘土細工のように作る作品は、そんな山田さんの自由でのびのびとした発想がそのまま形になっているようです。
“コットンミスト” と “綿麻コード” を使った指輪
「素材はコットンやシルクなどの天然素材を使っています。」
肌に直接つけるものが多いので、素材選びにもこだわっているそう。
“コットンツイスト” を使ったネックレス。
中央にある円盤のようなモチーフが個性的です。
もうひとつ山田さんのニットアクセサリーの作品で特徴的なのが、一見、糸で編まれたものとは思えないほど、しっかりと形づくられていて、とっても「かたい」んです!
他にはない、この「かたさ」こそが、山田さんらしい造形を作っているのだと思います。
細いレースの針を使ってかたく編まれているので、少々のことで型崩れすることもありません。そして、大きなモチーフのネックレスでも、中は空洞になっているので、見た目よりはずっとずっと軽く、肩がこる心配もありません。
先日お邪魔した、「山田さきこ展 こま編みの黒いアクセサリー」では、カラフルな色使いと打って変ってモノトーンでかっこいいアクセサリーが並びました。
色がかわるだけでこんなに雰囲気がかわるんですね!
‐AVRILを知ったきっかけは何ですか?‐
「AVRILが北山にお店があった頃なので…20年程前ですかね。当時はウエアなども
編んでいたので、こんなお店があるよっと、手織りをしている知り合いから教えてもらい、まとめて糸を買ったりしていました。」
‐山田さきこさんからのお知らせ‐
下記のスケジュールで、展示販売会・ワークショップを開催されます。
9月28日(木)~10月3日(火) グループ展 大丸梅田店(大阪市)
10月7日(土) ワークショップ ておりや(大阪市)
10月26日(木)~31日(火) 個展 ギャルリーノワイヨ(石川県 金沢市)
11月15日(水)~24日(金) グループ展 大丸神戸店(兵庫県 神戸市)
12月5日(火)~14日(木) 個展 (愛知県 常滑市)
そして、
25周年企画のスペシャルワークショップ「AVRIL創作日和」(京都 一乗寺・恵文社 コテージで10月開催)にて、山田さきこさんをお招きして、
三角のモチーフでアクセサリーを作るワークショップを開催します!
くわしくは後日、25周年スペシャルサイトなどでお知らせしますので、お見逃しなく!
山田さきこ
インターナショナルデザイン研究所卒業。
アパレルメーカー(4℃、クリティ)勤務を経て
1974年頃より個展、グループ展開催。
stockist
ミナペルホネン(東京)
ioプラス(京都)
SHOP22(名古屋)
ギャルリーノワイヨ(金沢)
プレジャー(蒲郡)
ておりや(大阪)