弱く、ざっくり
夏期講習も残すところあと1日。
今年もみんなたくさん勉強してくれました。
通常の授業より長い時間塾生たちと過ごすので、この夏期講習もたくさんの気付きを得ることができました。
「なんでだろう?」
そう思って調べる。
ただ、ずっと意識してきた「決める」という部分をさらに進化できてきたと思います。
「決める」ということは、
強さで言うと、「弱い」感じ。
そして、「ざっくり」みたいな。
「決める」というよりは「仮説を立てる」。
仮説を立てるための「知識」。
そんなことを感じています。
来週から全力塾は新学期を迎えます。
新学期の学習では、この「決める」、「仮説を立てる」が必ず役に立ちます。
1学期は、「決まっていること」を学習します。
2学期は、「決めること」が大切になります。
1学期、数学は計算主体の学習内容が中心。英語は主語と動詞の使い方が中心。
これらは決まっていること。
2学期になると、数学は文章題・関数・図形のように、決まっていることを学ぶ内容もありますが、それを基に、自分で「決める」ことが大切になっていきます。
文章題では、「何をxにするか」、「何を等式で表すか」
関数では、「どの変数を代入するか」、「どの式に代入するか」、「座標の求め方はどれか」。
図形では、「どこが等しいか」、「対応している辺、角はどれか」
など。様々な部分で「決める」ことが求められる。
英語も同様です。主語・動詞の使い方に加えて、「修飾する語」などが増えていき、どの用法を使うかを自分で「決める」ことが大切になります。
そして、
決めて、「あ、違う!」となったら「修正」する。
だから「仮説を立てる」ような感覚が大切。
解き方、というより、考え方。
いろいろな見方、考え方ができる。
それが、「かしこさ」。
新学期は、「かしこさ」を追求していく時期になりそうです。
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全力塾は8月24日(木)~8月27日(日)まで休校日とさせていただきます。
新学期は8月28日(月)からスタートします。