晩夏の南フランス・プロヴァンスの旅 その1
2017年の8月15日から5泊8日の予定で、南フランスのプロヴァンス地方とその近くを訪れました。主たる目的はお気に入りのピアニストが出演するラ ロック ダンテロン国際ピアノ音楽祭に参加することでした。コンサートの日程に合わせて計画し、さらに欲張って近くの美しい村々も巡ることにしました。
8月16日の明け方にパリ、シャルル・ド・ゴール空港に到着し、朝日の昇るなかマルセイユ・プロヴァンス空港へ。骨休めののんびり旅のスタートはカランク国立公園にあるカシ Cassis でスタートしました。
乗り合いボートでカランク(入り江)の幾つかを巡る、一番短い45分間のクルーズを楽しみました。1日目はリル・シュル・ラ・ソルグにあるシャンブル・ドット、フランス版下宿に泊まります。
リル・シュル・ラ・ソルグ は水車のある水路を巡らした、骨董品の市で有名なところです。
2日目の朝のリル・シュル・ラ・ソルグ、抜けるような青空と爽やかな風がなんとも気持ちいい。
2日目はアルピイユ自然公園 Parc Naturel Regional des Alpilles にある村へ。はじめは
レ・ボー=ド=プロヴァンス Les Baux-de-Provence、岩で出来た村です。石灰岩と緑のコントラストがきれい。
レ・ボー城 Chateau de Baux。
続いて、サン=レミ=ド=プロヴァンス Saint-Remy-de-Provence 。
サン=レミ=ド=プロヴァンスでは町外れにある老舗の郷土菓子店でお土産を購入してから、『ちっちゃいアルプス』という意味のアルピイユの名が付いたシャトー・ホテル、Le Chateau des Alpilles でランチ。
そうして2日目から5日目まで過ごすのがここ、ローリス Lauris 郊外にある新しいホテル、Domaine de Fontenille 。
プールに面した白い建物の3つの窓がある部屋が私たちの過ごした部屋です。
通りを隔てて、ホテルのブドウ畑とワイナリーがありました。思う存分テイスティングをさせてくれます。結構おいしいです💛
午後8時ごろようやく日が暮れてきて、ディナーは広いガーデンに面したテラスにて。遠くにローリスの村が見えます。順調に始まりましたプロヴァンスの旅、その2へ続きます。