久々の敵|中2英語
2017.08.23 15:28
助動詞でどうしてもうまくいかないのがあって、
延々と「クソー!」と言いながら同じミスを
目の当たりにし続けている中2男子。
この子がミスるときは、必ず同じ傾向の
ミスが続くので、自分でもそれが分かってますから、
特に悔しそうに何度も同じ解説を聞かされるんです。
「またこれか・・・なんでこうなっちゃんだろう。
ちょっと待ってください。自分でまとめを
読み直して納得します。
・・・はあーーーそうかぁ、なるほど。
う〜ん・・・よしっ!」
で、また同じミスをしてしまいました。笑
ー「久々に英語でこんなに悩んでるね。珍しい。
課題は今日はこれだけだけど、追加でここの
解き直ししとくかい?」
というと、彼はこう言ったのです。
「自分で絶対なんとかしてきます。」
って。
徹底して人の手を借りたくない、と。
できれば自分の力によって解決をしたい、と。
なんか言葉の端々でそれを感じる強い
言葉を発する子で、私はそういう彼を信頼しています。
不器用ではありますが、自分がちゃんとしていたいということは
必ずもう次の段階には克服されて私の前に現れるのです。
いつも私の一歩先、二歩先をやってくる、
素直で熱心な男の子。真面目すぎるなと思うことも
時折ありますが、それも彼のいいところです。
ー「久々にやりがいある内容が見つかってよかったね。
君はこの3日間でそれをちゃんとやっつけておいで。」
そう言って、私は彼を送り出したのです。