忙しいから、手帳を使う時間がありません!!というご意見を頂きました！
今回は、「手帳をもっと使っていきたいが、忙しくて手帳を使う時間がありません」という
ご意見頂きました。
このご意見を聞いたときは、「もったいない」と感じました。
それは、質問者の方のような行動力のある人は、ちょっと工夫すれば、
飛躍的に成果を今以上に出せると思ったからです。
今回のご意見に関して私の見解を纏めました。
質問者のノート・手帳の使い方
日々、仕事のスケジュール管理とタスクを別々にまとめています。
携帯型のスケジュール帳に予定を記入し、B5のキャンパスノートにタスクを記入。
やるべきことを可視化し、行動しているようです。
仕事をする分には、何の問題なくできているが、もっと計画立てして行動していきたいと
いう理由から、相談をしました。ということです。
時間を確保する
質問者の方のように、時間がないという方は結構いると思います。
大切なのは、1日の中で、手帳に記入する時間を確保することをお薦めしています。
お薦めしているのは、起床後、15分から20分間を目安に、
手帳を使って計画建てする時間を確保してください。
余談ですが、
手帳のリフィルやバインダーを制作している「フランクリンプランナー」の
講座などでも、1日の内で1％の時間を手帳を使って計画する時間を確保する
ことが薦められています。
1日の１％ ＝ 14.4分間 ＝ 約15分間 になります。
なかなか習慣化するのは大変かもしれませんが、これが劇的な効果を生み出します。
この時間を使って何をするのか？
朝の15分間で、1日の計画立てをします。
大切なのは、視点を2つ持つことです。
1つは、現状の課題・タスクをどのように進めていくか？という視点
2つ目は、自分の目標からその行動・タスクが直結しているか？という視点です。
質問者のように、日々のタスクのみを記載していると、仕事や個人の目の前の
タスク処理で終わってしまします。
これでは、自分の将来に向けた行動ができなくなってしまうからです。
よって、現状の課題と将来に向けた行動を計画するのが、この時間にやることです。
目標を達成した方、働き方を変えていきたい方は、ぜひこの朝の時間の
有意義な使い方をお薦めします。
これから手帳を使っていきたい方へ
これから手帳を使っていきたい方には、自分のペースで手帳に取り組むことを
お薦めします。最初から義務感・MUST感でやってしまうと、続かなくなります。
まずは、自分の行動を管理していこう、というようなことから始めると良いでしょう。
その為にも、1週間の目標を明確にするところから始めていくことをお薦めします。
今週はこのタスクが終わると楽になる等、しっかりやり切れるような事を
計画していくことが良いと考えます。
最初から、10年後の目標・5年後の目標を掲げても、ただただ漠然としてしまう
だけになってしまうからです。
段々、手帳に慣れていくと・・・
手帳の目的を考えよう！
手帳は様々な使い方があるので、これといったルールというものはありません。
だからこそ、自分が使うに当たり、自分らしい手帳の使い方をすればいいのです。
私が薦める手帳の使い方は、
目標を設定し、それを日々の行動に結びつけるように行動していけば、
自然と目標を達成するような、行動管理型（セルフマネジメント型）の手帳の使い方を
お薦めしています。
具体的にが、5年後の自分はこうなりたい‼ということを描いてから、達成するために、
目標を細分化していくことです。いわゆるKPIを設定し、3年後はこうなっていたい、
1年後はこうなっていたい等を明確にして、年間、四半期、1か月、週間というように
目標を細分化していきます。
また、最も大切なのは、自分が本当に大切にしていることを可視化することです。
価値観等がそれにあたりますが、何となく頭の中で、「私の価値観はこんな感じ」という
ものがあると思います。それをしっかり可視化し、手帳にまとめておくと、ブレずに
行動できると思います。
現状の課題・反省点を可視化し明確にする
当然、行動計画を立て、実行していきますが、実行しても思ったような
成果を得られない場合があります。また計画を立てても、実行できなかった
ということもあるでしょう。
その為に、1日が終わった時点で、その日を振り返り、
行動した結果を記入していき、明日へつなげていければ理想です。
まとめ
時間がないという方には、習慣化するのは大変だと思いますが、
朝、15分程度時間を確保し、手帳を使って1日の計画立てをするところから始めよう！
自分の将来に向けての行動目標を明確にして、日々、バランスの取るような
計画・行動が出来るようにしていくことから始めましょう！
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