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とあるノベルゲーム好きな天道虫

Script少女のべるちゃん みんなのピックアップ2021

2021.12.28 10:00

 2021年も色々ありましたが、ついに終わり。のべるちゃんでもさまざまな作品が登場しました。

 

 そこで!今回は!

 2021年に投稿・更新された

 約1250件

 の作品の中から!

 ユーザーが面白いと思った作品をピックアップしてご紹介していきます!

 

 年末年始にのべるちゃんをやる方、是非に当紹介を参考にして面白い作品をプレイしていってください!

 

 では早速、紹介していきます!

(※作者様と紹介者様の敬称は略しております。ご了承ください)

 

 


 

 

 泡沫のオリア

 作:ララ

ジャンル:ダークファンタジー、探索ゲーム、完結済

プレイ時間:約2時間

 

【ストーリー】

 少年、ルソが目覚めたのは、噂の魔女の屋敷の中だった。屋敷に来る直前の記憶がないルソに、魔女と名乗る謎の少女、オリアは優しく接するけれど……?
さぁ。ようこそ、魔女さんのお屋敷へ。


【オススメ紹介文】

 マルチエンド探索ゲーム。

 世界観、登場人物、ストーリー、雰囲気、ギミック、どれもとても素敵で私好みした……。宝石のように多面な表情をみせてくれる作品です。

 プレイされる方にはぜひ前情報なしで、新鮮な驚きを体感してほしいです。

 ちなみにマップは作者のララさんがTwitterで公開されてますので、探索で迷いがちな方は見てみて下さい〜!

(オノイチカ)

 


 魔女の屋敷の中を歩き回りアイテム探等を探しストーリーを進めるノベルゲーム。ゲーム性、演出、ストーリーライン含めバランスの取れた作品。のべるちゃん最高峰の作品です。

(長良川アイチ)

 


 今年ののべるちゃんを語る上で外せないのが、『泡沫のオリア』。周回させるゲームって、システムもそうですが、物語の整合性を合わせるのも難しいんですよね。逆にそれを成した本作が迎えるエンディングは素晴らしいの一言。歴代でも最高レベルの一作です。

(Ten10)

 

 

 


 

 

 

 フェスティバル!

 作:ナガレ

ジャンル:ファンタジー、短編ノベル、完結済

プレイ時間:約10分

 

【ストーリー】

「空に祈りを、未来に光を、我らが勇者に喝采を!!」

勇者の凱旋から300年。
人の世の始まりを祝う祭りが、今年も幕を開ける──。

【オススメ紹介文】

軽快な語り口:★★★  

アフター観:★★★  

捗る妄想:★★★

 舞台は、人の世に平和をもたらした勇者の凱旋から300年後の世界。歓喜に沸く人々。盛大に催される記念祭。そんな幸せに満ちた街へと繰り出す主人公と「店長」の一日を描いた、分岐なしの短編ノベルです。

 この作品の私的いち推しポイントは、ふたりが繰り広げる軽快で小気味いい台詞の数々です。丁寧な口調で優しげなのに、どこか辛辣で容赦のない「店長」。気だるげで「平凡な若者」風でありながら、ところどころに周囲へのトゲをにじませる主人公。テンポよく押収されるふたりの会話をするすると読み進めるうちに、ふたりのことが知りたくなっていること請け合いです。

 また、そうして語られていく会話をたどっていくと、物語はふたりが抱えるとある「事情」にたどり着きます。このノベルは「あるできごとが終わった後日談を描く」企画【アフター企画】に寄せられた作品なのですが、「後日談」であるところにこそ、この作品の魅力が詰まっていると私は考えています。気がつけば、作中では決して詳しく語られなかったはずのXデー、登場しなかったはずの登場人物に思いを馳せている。そんな体験をしたい方におすすめです。

(匿名)

 

 

 タイトルにあるアフター企画とは、本編があるかないかに関わらず後日談をメインにした作品を投稿する2021年に行われた企画でした。本作の『フェスティバル』も、勇者と魔族との戦いから300年経った、後日談となっています。

 とあるひとりの青年の視点から、勇者の戦いの後の世界が語られるのですが……魔族を倒し終えた世界は果たして平和になったのでしょうか。敵がいなくなれば平和になるのでしょうか。そんなことを思いつつも、青年は世界の情勢など大層なことではなく、とあることだけを気にしています。

 それがまた実に美しいのです。

 こんなことを言うと性根を疑われそうですが笑。

(Ten10)

 

 

 


 

 

 

 6491

 作:ともすけ

ジャンル:ホラー、短編ノベル、完結済

プレイ時間:約10分

 

 【ストーリー】

ある男子大学生の隣人が亡くなった話です。


【オススメ紹介文】

 ともすけさん短編ホラーの中で、最も印象深かった作品です。

 とある男子大学生の恐怖体験談。

 夏休みも終盤に差し掛かる。久しぶりに一人暮らしの自宅アパートへ帰って来た矢先、隣人宅のドアの前に白い子供が居た。

 その子は言葉の通り、頭から足の爪先まで真っ白で……。

 実際に私達の身近だったり、気づかない所だったりで被害に遭った、或いは今現在も遭っている子供が沢山居て、そういったニュースを聞く度に胸が張り裂けそうになります。

 大変考えさせられました。

(ふじのきぃ)

 

 

 のべるちゃんきってのホラークリエイターといえば、ともすけさん!氏はハイペースで多角的、独創的なホラーを生み出しています。多分、私がこうして紹介文を書いている今も笑。

 今回の『6491』はオカルト的なホラーもあります。ずばり幽霊が出ます。でも恐怖の本質はそこではありません。

 1番悪いのは誰か。それは分かりきっている。では傍観者たる我々は悪くないのか。

 目があるのなら見るべきであり、耳があるのなら聞くべきであり、生きているのなら知るべきなのだろう。6491もの数字は決して他人事ではない。

(Ten10)

 

 

 



 

 

 愚者礼賛

 作:Mayo-Cocco

ジャンル:ファンタジー、長編ノベル、完結済

プレイ時間:約8時間以上

 

【ストーリー】

 保泉レンは、どこにでもいるごく普通の高校生。
 将来の夢は特になく、とりあえずこのまま何事も起きずに、平穏な日常が続けばいいなあとぼんやり思っていた。
 だがそんなレンのもとに、謎の少年ユウが現れる。
 それから降り掛かる奇妙な出来事。
 あれよあれよという間に、わけもわからぬまま、1人見知らぬ世界に放り出される。
「俺の平穏な日常はどこにいった!
 なんとしてでも元の世界に帰ってやる!」
 特技は特に何もない。
 強いて言うなら、屁理屈をこねる事ぐらい。
 果たしてレンは無事元の世界に帰ることができるのか!?

【オススメ紹介文】

 大長編異世界転移ノベルゲーム。

 登場人物一人ひとりの個性が際立っていて、とにかく読んでいて楽しかった!世界に隠された謎を紐解いていくスリル、登場人物それぞれの目的や関係性が絡み合って展開されるドラマに、ぐいぐい引き込まれます。

 特別な力を何も持たない男子高校生の行く末をぜひ見届けてほしい……!

 ちなみに私の推しは絢音ちゃんです。

(オノイチカ)

 

 

 2021年ニコニコ自作ゲームフェスにて、のべるちゃん大賞を獲った本作。つまり運営からのお墨付き!面白くないわけがない。

 本作、あらすじからは想像もできないぐらい辛いストーリー構成になっています。もちろんコメディ要素もあるのですが、徹底的に主人公が苦しみます。救いはねえのか!と叫ぶこと間違いなし。多分作者様はドSの化身かなにか。

 しかし、その代わり「どうすればいいんだ」と思わず読者すら頭を抱えてしまう問題に敢然と立ち向かう主人公の姿に涙が。

 読了後のエンディングと共に浸るカタルシスは絶品。

(Ten10)

 

 

 


 

 

 

 紅鶴とレプラコーン

 作:ともすけ

ジャンル:ホラー、短編ノベル、完結済

プレイ時間:約10分

 

【ストーリー】

ある引退したバレリーナにファンレターが届く話です。

【オススメ紹介文】

 まず、目を引くタイトル、響き、、

美しく、カッコ良く、それでいて不気味。

(ともすけさん作品故に)今回はどんなアプローチで来てどんな恐怖を埋め込まれるのか、どんな方向へ落とすのか、、

 期待を胸にいざ読み進めた結果……それから一週間、いや!未だに時折この作品の事を考察したり、妄想したりしてしまう自分がいます。

 三人の登場人物それぞれまるで映像が目に浮かぶような不気味さやカッコ良さをふんだんに含む、エピソードと事細かく心情が伝わってくるような描写や演出も含め実に魅力的に、描かれているのですが、、

 気がつけば、ストーリーの進行と同調して、まるで読み手の頭の中を操作されたかのように、その過去、現在、これからの未来の劇的な展開まで連れてくる。

 そう、この作品は読み手の想像を掻き立て考察と妄想の沼に落とす、それでいて完結された作品であり、さらには数々の名ホラーを生み出してきているともすけさんだからこその不気味さの解釈と真実への探求もしてしまう面もある。

 読書の数だけそのシーンと真相がある物語。

 あげく、謎の創作意欲まで貰えてしまったこの作品をピックアップしたいと思います!

 作品の内容や登場人物の詳細は触れてない紹介になってしまいましたが、是非多くの方に読んで体感してもらいたい作品です。

(yonaga)

 

 

 またもや、ともすけさんの作品からのピックアップ!本作は6491と違い、現代社会よりフィクション寄りのホラー。あらゆるところからホラーを作る氏なのですから、納得の人気です。

 「どんでん返し」とはなんだと思いますか。伏線を回収し、あっと驚く真実を提示する……それもまた面白いです。ですが、本作ではまた違った「どんでん返し」が用意されています。本作のどんでん返しは驚きの結末というわけではありません。しかし読了後、あるいは2周目で読者が抱く紅鶴へのイメージは大きく変わっていることでしょう。

(Ten10)

  

 

 


 

 

 

 Abandoners -アバンドナーズ-

 作:Ten10

ジャンル:ホラー、アドベンチャー、連載中

プレイ時間:約3時間(最新更新分まで)

【オススメ紹介文】

ノベル「ゲーム」:★★★

現実とオカルトの間:★★★

これ本当にのべるちゃん?:★★★

 生まれつき、常人にはない特異な能力「解視」を操ることができる主人公・切絵ウツツ。太陽が傾いた後の「夜の世界」で、常識が通用しない都市伝説絡みの難事件に挑む彼女の活躍を描いた連載作品です。

 シナリオ、登場人物、ゲームシステム、画像演出の全てがしっかり作り込まれている大作。プレイする度に、いい意味でこれが「のべるちゃん」であることを忘れてしまいます。それでいて確かにノベルゲーム。歯応えのあるシナリオが読みたい人。魅力的なキャラが好きな人。ゲームでわくわくしたい人。多くの人におすすめできる一作です。

 連載中の作品ではあるのですが、一遍ずつ読み切りの連作形式になっているので、読んだ後の満足感が高いのも推しポイント。事件解決までしっかりたどり着くことができます。またゲームの難易度にまで丁寧に心が砕かれていて、ストーリーにはまり込みながらストレスレスで読み進められるところも素晴らしい。都市伝説やオカルト、異能、探偵、推理といった単語に惹かれる人にはぜひ読んでもらいたい、文句なしのおすすめ作品です。

(匿名)

 

 


『呪われてたってかまわない

 愛されてなくたってかまわない

 置き去りにされてたってかまわない

 ボクは世界から棄てられたオマエを見つけだす』

 アバンドナーズ(略してアバドナ)において必要不可欠のキャッチフレーズと言っても過言ではないでしょう。

 こちらの作品を初めて手に取り、名言のような謳い文句を目の当たりにした瞬間、血沸き肉躍り心弾んでしまったのを思い出します。

 集めた情報を組み合わせ、「解視-カイシ-」という能力(チカラ)を用いて未解決事件に挑む。

 残された日数。行動する度に時間が進行。

 時には仲間と組んで行動する事も。

 ゲーム性バッチリ!

 物語もミステリアスで続きが気になってしまう…!

 完結した暁には商品化されても不思議じゃあない!

 私のイチ推しです!

(ふじのきぃ)

 

 

 来年こそちゃんとした更新をします。

(Ten10)

 

 

 


 

 

 

 ありがちな婚約破棄から国外追放で始まる最強聖女の冒険譚

 作:秋姫

ジャンル:ファンタジー、ノベルゲーム、デモ版

プレイ時間:約30分(デモ版のみ)

 

【ストーリー】

 王都の教会に売られて十数年、聖女だからといって王子と婚約しましたが、王子が馬鹿すぎて付き合いきれません!
 国外追放?喜んで!

【オススメ紹介文】

 題名の通り、なろう系の漫画や小説で見かけるような設定です───が、ストーリーをひと味違く楽しめます。ノベルゲーム(のべるちゃんで出来る)ならではの演出を最大限に活かしているため、思わず文章を読み進めてしまいます。キャラクター達の個性豊かなところも見所です。

(苑)

 

 

 まずオープニング、タイトル画面から力が入ってるのがすぐ分かりました。オリジナル画像をふんだんに使った演出の連続は圧倒されます。オリジナル画像をここまで使いこなしてる方はそうそうにいません。果たして本編ではどんな感じになるのか。2022年の夏頃に完成版が出るようなので楽しみです。

(Ten10)

 

 

 


 

 

 

 神の花

 作:こまこ

ジャンル:ファンタジー、ノベルゲーム、連載中

プレイ時間:約2時間(最新更新分まで)

 

【ストーリー】

 神の力を受け継いだとされる、各大陸の王女様が失踪。
 彼女たちを探す旅に出る者、神について調べる者が真相を解き明かす。
 王女様たちが失踪した真相や神々の正体。
 その途中で明らかとなる“神の花”の存在。
 “神の花”とはいったいなんなのか?
ー この世界は守らないといけない。 君を守る為にも ー

【オススメ紹介文】

 個性溢れるキャラクター達が織り成す冒険譚。明るくて食い意地をはってしまうナズナさんや仲間たちとの距離が近づいていくルリさん御一行を中心に描かれます。彼らの様子にホッコリするでしょう。また、様々な思惑が交差しながら、明らかになる世界観のスケールの大きさにドキドキします。

途中からは、探索や会話パートを挟んでいくので、より楽しめます。そして、登場人物の気持ちや過去に関わる裏話にもご注目。

(苑)

 

 

 未知なる街と大陸を旅する一行の物語。次の場所にはどんな人と、どんな場所が待っているのか。旅と冒険ならではワクワク感が本作にはあります。

 仲間と旅するというのは良いモノですね……。気づけば私も旅パーティのひとりになってる気分です。

(Ten10)

 

 

 



 

 以上、8作品を紹介させていただきました!

 紹介文を送ってくださった6名の方々、本当にありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。

 

 ここに挙がった作品は傑作揃い!

 ですが!もちろんのべるちゃんはそれだけではありません!

 今年はのべるちゃんチャレンジSPとニコニコ自作ゲームフェスも開催されてましたし、良作はたくさん出ています。

 もしまだまだのべるちゃんの作品を読みたい!と思われたら、是非とも探してみてください。そして面白い作品がありましたら、紹介していただけたら嬉しいです。

 

 2022年はどんな作品が産み出されるのでしょうか。今からワクワクが止まりません。

 

 では、良いノベロッパーライフを!