英語表現を学ぼう3
トムは万事うまくいくと言い張ったが、私は心配で仕方なかった。
→Tom insisted that everything would be all right, but I couldn’t help feeling worried.
・「万事うまくいく」の時制は?
「いく」は未来のことですから、willを用いて、さらに時制の一致によりwouldを使います。
「うまくいく」は単純にbe all right[alright]だけで十分です。work out fineという言い方もあります。
・「言い張る」は?
insist that SVを用います。これは「周りの者の反対を顧みずあくまでも自分の意見を曲げずに通そうとする」という感じの語です。
ここでは「SVだろうと言い張る」という文ですが、もし、SVに「SVすべきだ」という内容が来る場合には、S should VあるいはS+動詞の原形を用います。
[例]Bob insists that everyone (should) come to tomorrow’s party.
「誰もが明日のパーティーに来るべきだとボブは言い張る」
なお、insist on Vingの形で用いることもありますので覚えておいてください。このon Vingは、onの基本的な意味「接触」から「Vから離れない」という感じの意味です。
・「心配である」は?
worry「心配する」、be worried「心配している」がもっとも口語的な表現です。やや堅くなりますがbe anxiousでもかまいません。
・「~で仕方がなかった/思わず~だった」は?
「思わず笑ってしまう」「思わず泣いてしまう」「どうしてもそう考えてしまう」といった場合に見られる「感情が思わず噴き出してしまう」というときにはcan’t help Vingを用います。help~は「~を支える」が原義ですから「感情が噴き出すのを抑えきれない」という意味です。