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骨粗鬆症を予防するには!

2017.08.25 01:19

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、

骨密度の悪化だけではありません。

骨質、骨の質が大事になります。

骨粗鬆症の要因は骨質の悪化が30%を占めるとされています。


骨粗鬆症は、

生活習慣と慢性疾患に深く関連性があります。

*慢性腎臓病

*糖尿病

*慢性閉塞性肺疾患

*甲状腺機能亢進

*栄養障害

*脂質代謝異常

*女性ホルモン低下

また、

逆流性食道炎の治療薬、酸分泌抑制剤によって、

caの吸収が阻害されしまうことで骨粗鬆症へのリスクが高まる。

また、

ステロイド薬の服用、性ホルモン低下療法なども要因となります。


骨質・骨密度が悪化すると、

変形性関節炎・変形性脊椎症・腰部脊柱管狭窄症・頸椎症性脊髄症

そして、

大腿骨近位部骨折・椎体骨折・そのほかの骨折

骨折しやすくなりますね!


骨粗鬆症の治療薬は、

骨吸収抑制薬・ca薬・女性ホルモン・甲状腺ホルモン薬などですが、

胃腸障害・顎骨壊死・便秘・心血管障害・脳卒中・血栓症・乳癌リスク・眩暈・下肢痙攣などの副作用に注意しなければなりません。安全性を考えると長期に使用できない薬物もあります。


では、

どうすれば進行を遅らせ、或いは発症を予防すれば良いのか!


日頃からcaを摂取するだけでなく、

腎・肺・胃腸の健康維持が必要です。


検査の数値ではない健康管理が大切になります。

例えば、

「腎」*足腰が重く痛くなることがある。*夜中に小便に起きてしまう。*頭が重くなりやすい。*疲れると耳鳴りがすることがある*髪が抜けやすく白髪が多い*性欲精力が減退している

など、

若い頃から気になる方や、

年齢とともに現れはじめた方などは、

そろそろ漢方薬で「補腎」が必要ですね。


そしてこの補腎のためには、

肺や胃腸の働きの管理も必要になります。


腎は、

人間の全ての細胞の管理を主り、骨の生長にもとても重要な役割をしています。


骨粗鬆の予防は、

先ずは腎、そして肺、そして胃腸の健康管理です!