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出前寿司Records

SUMMER SONIC 2017 Tokyo Communions編

2017.08.27 09:00

待ちに待ったサマソニ。

Communionsが半年ぶりに来日した。


フェスの良いところは、単独行くのは迷うだとか聞いたことのないバンドなどの演奏も観れることだ。

Communionsの前のSundara Karma, High Tydeも初来日でかなり盛り上げてくれた。

(High Tydeの終盤、袖の方でわたしがあげたハチマキをつけてるフレデリックを見て記憶が飛んでしまったのだが。。。笑)


今回はどんなステージを見せてくれるのかとワクワクしていると、デビューアルバム『Blue』のカバーにもなっているHalfdanがロゴマークの旗を持って登場する。

バックにはハートをモチーフにしたそのロゴマークが映し出される。

そしてメンバーが登場して一曲目はForget It's a Dreamだ。


今回は短いステージだったが、アルバムの曲よりもEPの曲が多く、前回の来日の時とはまた違ったライブになっていたと感じた。


Summer's OathはCommunionsの中でも古くからある曲でありライブでも定番であるが、この曲はアルバム収録曲とはまた違った雰囲気でフレデリックのドラムなんかはポストパンクらしさも感じる。特にライブだとCD音源よりドラムも目立つしめちゃくちゃかっこいい。気合いを入れすぎたのかキックドラムが壊れてしまって直しているのを他のメンバーが気づかずに次のCome On, I'm Waitingを弾き始めてしまいフレデリックが「待って、、、あ、、、」となり演奏が止まったが、「Sorry」というとオーディエンスからの「OK!」の声。


そんなハプニングもありつつ、みんな待望の代表曲、Come On, I'm Waiting 。

この曲も盛り上がりを見せ、あっという間に終盤。

最後の曲はOut of My World。

この曲は明るい感じの曲なのにどこか切なさがあって、これを聞くと胸がキュンとなるような感覚になる。

前回の来日でもこの曲が最後だったが、これを最後に持ってくるのはかなり策士だな、と思う。すごく印象に残った。


30分という短いステージで、かっこいい演奏をし、改めて応援していてよかったと思わせてくれたCommunions。

正直、サマソニのベストアクトだ!とは言い難い。

しかし、だからこのバンドはダメとかではなく、まだまだ伸び代があってバンドストーリーまで全て楽しみである。彼らは演奏する時に音楽が本当に好きなことを感じさせてくれる。

きっとわたしは何度でも彼らの来日を楽しみにし、その度に成長し新しい世界を見せてくれることを期待するだろう。そして彼らはそれに応えてくれるに違いない。



Setlist:

Forget It's a Dream

So Long Sun

Summer's Oath

Come On, I'm Waiting

It's Like Air

Out of My World



サマソニ内での公開録音の模様。




Communions:

Martin Rehof (vo.)

Mads Rehof (ba.)

Jacob Van Deurs Formann (gt.)

Frederik Lind Köppen (dr.)