Meditationで、心をメンテナンスする時間を持とう
みなさんは、”Meditation(瞑想)”について、どんなイメージを持っていますか?
私は、「どうやってやるのかわからないし、何となく怪しいかも…」なんて思っていました。
ですが、ちょっとしたきっかけから習慣となったMeditationを、心地よく感じています。
今回は、Meditationについてシェアさせていただきます!
アメリカでは身近な存在
2015年のNational Health Interview Surveyによると、18歳以上のアメリカ人の中で、8%の人が瞑想を取り入れているとのこと。
私の通っているジムでは、毎週1回Meditationのクラスがあり、年齢・性別に偏りなく色々な人が参加しています。
気持ちの安定にも効果があるということから、がんの患者さんにも勧められているとのことです。
アメリカに来てから、ボランティアやアジア人コミュニティを紹介してくださった恩人がいるのですが、私はその方に勧められてMeditationに参加してみることにしました。
Meditationの方法
私が参加したMeditationは、下記のような方法で行われました。
①インストラクターの方の説明を聞く。
呼吸に集中すること、色々な考えが浮かんできたらそれを観察すること、感謝できることを思い浮かべてみよう…など。
インストラクターの方によってそれぞれ異なります。
②心地よい体勢をとる。
胡座をかくか、横たわる体勢になります。
③目を閉じ、呼吸に集中する。
その間、インストラクターの方がリラックスできるような声がけをしてくれることもありますし、楽器を演奏してくれることもあります。
楽器は”Gong"(ドラ)や、”Singing Bowl”(仏壇で鳴らす鈴のようなもの)を使います。
時間は45分〜1時間ほど。
始める前は長く感じるかな?と思っていたのですが、いざ始めるとあっという間に時間が過ぎていきます。
日向ぼっこのような、公園でのMeditation
私の住んでいる町では、”Meditation around town”といって、街のあらゆる場所でMeditationをするイベントがあります。
ジャズクラブやイベントスペースなど、意外な場所での開催が、Meditationへの参加のハードルを下げてくれている気がします。
8月の開催場所は、美しいアート作品が並ぶスカルプチャーパーク。
オレンジ色の夕日をまぶたの裏に感じながらのMeditationは、心の中がポカポカしてくるようなひと時でした。
インストラクターの方が話してくれた言葉で印象的だったのが、「Imagine a rainbow appeares in the sky of the U.S.(アメリカの空に虹がかかっている様子を想像してみよう)」。
バージニア州で人種問題に関する悲しい事件が起こったばかりだったので、そのことを思ってかけてくれた言葉なのかな?と思います。
アメリカに1年弱住んだだけの私にはわからない問題もたくさんありますが、人種や国籍関係なく、出会った人とは温かい関係を築いていきたいな、と改めて感じました。
Meditationのメリット
私が感じたメリットを挙げていきます。
・頭を空っぽにしてリラックスする時間が持てる
・自分の気持ちを外から冷静に見られる
・終わった後、スッキリした気持ちになれる
などなど。
普段生活していると、つい「次は何をしよう」と忙しなく考えてしまいがちなので、「何もしなくても、考えなくてもいい時間」としてのMeditationをとても貴重に感じています。
ヨガが体と向き合う時間なら、Meditationは心と向き合う時間だと思います。
お家で取り入れるMeditation
インストラクターの方なしで、ただ座ってMeditationをするのは私には難しいのですが、「頭を空っぽにする時間」を持ちたくなったら、以下のことをしています。
・お香を焚いて、香りを味わう
お香はだいたい5分ほどで焚き終わるので、ちょっとリラックスしたい時間にはぴったり。
lisnのお香は見た目も香りの名前もおしゃれで、香りを選ぶのが楽しいです。
・リラックスできる音楽を聴きながらお風呂に入る
ゆったりしたリズムと歌声の曲を聴きながら、ぼーっとします。
aspidistraflyの「A Little Fable」というアルバムは、まるで森の中にいるような気分にさせてくれます。
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セルフメンテナンスの一つとして、Meditationはすごくオススメです。
日本でも、Meditationを取り入れたヨガスタジオがあるようなので、帰国しても続けられたらなと思っています。
みなさんも、よければ生活の中にMeditationを取り入れてみてくださいね!